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【BIM】Revit RUGライブラリより設備ファミリ・テンプレートを紹介
本日はAutodesk公式サイトのBIM DesignにあるRUGライブラリについてお伝えします。
”そもそもRUGライブラリって何?”と思う方もいるかもしれませんので簡単にご説明します!
Revit RUGライブラリとは、Revit User Group(RUG)が作成したRevitのコンテンツのことで、このRUGライブラリにはは、サンプルモデル、テンプレート、ファミリ、共有パラメータなどが含まれており、交通省のBIM推進会議の方針に則って、分野間連携や標準化に配慮したものになっています。
今回は全ては紹介しませんが、重要なものをピックアップしていきます。
それでは早速中身を見ていきましょう。
更新情報
![](https://assets.st-note.com/img/1704641351043-HQerHpXzm0.png?width=1200)
更新情報の上の方を見てみると最新の電気ファミリがリリースされています。後程どんなものがあるのか紹介します。
サンプルモデル
![](https://assets.st-note.com/img/1704641672240-klJmPUzFbH.png?width=1200)
とりあえず最初になにかモデルを触ってみたいと思う方はこちらで十分です。設備ファミリ以外にも配管・ダクトがモデリングされているので設備モデル全体がどのような構成になっているのか確認できます。
設備(MEP)ジェネリックファミリ
![](https://assets.st-note.com/img/1704642306157-okheshF1zd.png?width=1200)
始めに紹介した更新情報に載っていた電気ファミリはここでダウンロードすることが出来ます。機械設備・電気設備ともに最新バージョンになってからかなり種類が増えてきました。機械設備ではボールタップなんかも入っていて助かりました。以前は無かったので自分で渋々作成していました…(笑
設備ファミリ仕様書
![](https://assets.st-note.com/img/1704642764474-zuid0usDKr.png?width=1200)
ここでは先程お話ししたファミリの仕様書がダウンロードできます。
実際にはRevitを開いてからファミリのプロパティでいじりながら見ていった方が分かりやすいと思います。少し中身を見てみます。
![](https://assets.st-note.com/img/1704643034579-Z3xVrvJ3Sg.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1704643130298-ntHUIfgfss.png?width=1200)
Revitで表示されるものと同じ
設備テンプレート
![](https://assets.st-note.com/img/1704643331250-2odF40ok0r.png?width=1200)
この設備テンプレートはRevitでプロジェクトを始めに立ち上げる際に使用するベースデータ。テンプレートの中には共有パラメータやファミリ、線種、単位など作図に必要な要素が盛り込まれています。
建設業者各社でそれぞれこのテンプレートを独自に作成し、社内環境に適応するように運用しています。
設備メーカ向けファミリ作成資料
![](https://assets.st-note.com/img/1704643990163-4atXZ21TOM.png)
今後参入するメーカの方はベースが出来上がっているRUGファミリを用いてファミリを作成するのがよいかと思います。
私がよくお世話になるLIXILさんと新晃工業さんのファミリを紹介します!
![](https://assets.st-note.com/img/1704644118610-dW9DwUh4OB.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1704644118670-cMICkP95Sq.png?width=1200)
実際にRevit上で配置してみました。
![](https://assets.st-note.com/img/1704644297682-g23KhyTabS.png?width=1200)
細部まで作られていてとてもいいですね!新晃工業さんはロゴまで入っていてカッコイイです。LIXILさんも多くのタイプのファミリを揃えていて、トイレなんかは作ってない形状が無いくらいに感じます。
いかがでしたでしょうか。日本は海外に比べるとかなりBIMの活用が遅れていると聞きますが、Autodesk・建設業各社・メーカ各社の皆さん頑張ってBIMを推進してくれています。
中でも設備BIMは一歩遅れているので、このnoteを通じて少しでも多くの方に設備BIMの情報が伝わってほしいです。
今後どんどんファミリが拡充していくのが楽しみです!
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