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東京ビッグサイトへ乗り込む準備完了‼

こんにちは!「めおと」ブランドマネージャーの中川です。
夫婦ふたりで楽しむ暮らしのギフトブランド「めおと」。
そんなブランドの立ち上げ秘話をnoteしています。


東京ビッグサイトへ乗り込む準備完了‼

さてさて前回の続きから・・
▼前回の記事はこちら

2022年4月に東京ビッグサイトで開催の国際テーブル&キッチンウェアEXPO』へ出展を決め、めおと包丁を完成まで持って行く。

●まずは包丁のパッケージから。
 
新しいブランドなので、包丁のパッケージとはいえ、包丁っぽくしたくなかった。
ちょうどバレンタインのチョコフェアが開催されていたため、気に入ったチョコを購入しながら、参考にさせていただく。

私:「ふたを上開きにして、ジュエリーの箱みたいにできません?もう一度、プロポーズするような
デザイナー:「いやぁ、どうでしょう。多分相当高くなってしまうのでは。一応パッケージメーカーに聞いてみますね」
 
案の定ビックリするほど高くて、ボツになる

パッケージ(商品の箱)を作ったことがなかったので、相場がわかっていなかった。
パッケージ屋さんには大変失礼だが、紙の成型物はこんなに高いんだ!と思ってしまった。
大手企業のように、数万個と制作すれば安くなるそうな。(そんなに作れるわけないし)

結局は一般的な包丁の“箱”に近い形状で落ち着く。

ならば次は、デザインで勝負
大胆な「めおと」のロゴ配置と色使いで、贈り物っぽさ、祝いの品ということを、わかりやすくデザインしてもらった。
(刃物である包丁を、誰がもらっても誤解をしない、贈り物に昇華したいという狙い)
 
そして今の「めおと包丁」のパッケージデザインが完成
展示会までの納期が迫っていたので、最後はバタバタっと決定したのを記憶している。

めおと包丁のパッケージ


●同時並行的に、展示会場でお客様に渡す、
商品パンプレットとWebサイトの制作。
 

プロのライターの方に
 
「どんなコンセプトのブランドなの?」
「なんで“めおと”なの?」
「なぜ包丁を作ったの?」
「商品に込めた想いは?」
「そもそもプラスワイズってどんな会社?」
 
などなど、根堀葉堀、1時間ほど聞かれる。

しっかりと全てを一斉に言語化したことがなかったので、貴重な機会だった
(ただこれらのことは、数か月後の展示会場で、1日に数十回も説明することになる。)

●さらに、商品とイメージ写真の撮影
こちらもプロのカメラマンとプロのモデルさんに登場いただき、専用のスタジオで撮影した。
 
それまで私は、NB(ナショナルブランド)商品ばかり扱ってきたので、写真などの素材はメーカーさんに提供してもらうことがほとんど。
PB(プライベートブランド)商品を制作する際に用意する、商品以外の素材準備にここまでコスト(お金と時間)がかかるものかと実感した

これらの、テキスト、商品写真、イメージ写真が組み合わさって、商品パンフレット、Webサイトが完成した。
こちらも超バタバタだったと記憶している。
(展示会前はいつもバタバタするものなのだが)

●最後に、ブースデザイン
東京ビッグサイトの会場で展示する、出展ブースのデザインを決めていく。
 
私は、万人に受けが良いブースデザインより、来る人が減ってもブースと商品がお客様(バイヤー様)を選ぶような、気高いブースでと、デザイナーさんに注文した。
 
というのも、展示会に出る目的は、「めおと包丁」を導入検討できるキーマン(バイヤー)と知り合って、商品導入につなげること。
上記以外の人と知り合っても後々意味がない。
 
しかし、東京ビッグサイトの展示会には、市場調査、若手社員や学生の研修、広告の営業など、商品をお店に導入する目的以外の人がかなりの数いる。
 
営業がほとんど私だけの「めおと」ブースには、本気でないお客様はいらない。
だから、本気でない人は近づけないブースを目指した。
 
ほどなくして、真ん中にジュエリーを販売するような真っ赤なタワーが立つ、ブースプランが完成した。

めおと展示会初出展 2022年4月 国際テーブル&キッチンウェアEXPO

次は準備が整って、新潟県三条市から東京ビッグサイトへ乗り込みます!!