オレンジ色の山つつじと春の山菜ウコギに癒されて
例年より満開が早いと聞き、山つつじ好きな私は栃木県那須高原へ。
GW終盤の頃だ。
今年は雪が少なく急に暖かくなったので、オレンジ色の山つつじは見事に花を咲かせていた。
散策の途中ふと足元を見ると、ウコギの枝から若葉が芽吹いていた。
ヤマウコギなら苦みがあって天ぷらに、ヒメウコギなら癖が無いのでウコギご飯として有名だ。
山菜に疎い私にはどちらか区別がつかないが、調べたところヤマウコギは葉にギザギザが無くヒメウコギにはギザギザがあるという。
そうっと若葉を摘まむと、見かけ以上にやわらかい感触。
さっと茹でて食べたら癖が無くアクも少ないので、ヒメウコギなのかな。
ウコギの科学的な食品成分はまだ不明瞭らしく、食品成分表に表示はない。美しい緑黄色なのでビタミンA がたっぷりなのでは、と私は連想する。
ところで数年前、山形県米沢市に出かけたときに、ウコギの垣根を多く見かけた。
地元の方から「ウコギの枝にはとげがあってな。防犯に役に立つのさ」と伺った。
その時は、春の山菜のイメージは私には浮かばなかった。
那須高原からの帰り道、あのオレンジ色の山つつじが夕暮れの中でピンク色に変わって見えた。
美しかった。
今回もありがとうございました。
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