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長期目標は大きく、1日の目標は小さく

自分はいつも追い詰められるまで、のんびりしている。
試験は一夜漬け、受験勉強もギリギリまで手を付けない。

モチベーションの上げ方とか、
効率のよい作業方法とかの動画をよくみるけど、
結局、見て満足してしまう。

見ることで、行動している気になってしまうけど、
実際には1ミリも行動していない。
しかも、聞いた内容も忘れてしまうという悲しさ。

試験前に急に部屋が汚くなっていることが気になり、
大掃除をする学生みたいな状況。
こういうのをセルフハンディキャップというらしい。
上手くいかなくても、仕方なかったと自分に言い聞かせて、
失敗による精神的ダメージを事前に減らす行為らしい。

そんなことしている間に、やるべきことをやった方が結果に反映されるのに、不思議なものだ。

ただ、人間は本当に追い込まれると、
セルフハンディキャップなども一切しない。
一夜漬けでも終わるか終わらないかギリギリまで追い込まれると、
突然行動し始める。

人間は不思議とギリギリのラインを常に計算しているようだ。
「このギリギリまで、やらない!!
ギリギリになったら、全力で頑張る!!」という法則を逆に利用する方法を発見した。

目標を決めて、
1日1日にやることを落とし込む。

凄くあたり前のことだ。
しかし、このあたり前が重要!!

シンプル イズ ベストである。
大体、どのビジネス書にも、目標をたてることが大切と書かれているし、
どの会社でも、1年の目標が決まっていて、個人の目標も決めさせられるだろう。

これほど大切な目標をなぜ個人レベルで実行できないかというと、
目標の立て方に問題があるのだろう。

たいていの場合、1日のやることが多すぎて、3日坊主になってしまう。
1年の目標は高くして、
1日1日の目標は極力小さくすることが大切。

達成できるギリギリの量であれば、人間は頑張って達成する。


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