RhinocerasにPLATEAUの3D都市モデルを立ち上げる方法
PLATEAUから3D都市モデルデータを取得
下記URLから、3D都市モデルを取得します。
主に2種類のデータが存在しますが、用途によって使い分けが必要です。
私は主に日射や気流のシミュレーションを行う目的で用いるため、建物の大凡の外観が分かる軽量なデータを好みます。なので、下記データ形式のうち、obj形式を主に用いています。
fbx形式:詳細・重い・テクスチャ付き
obj形式:広域・軽い
取得データセットから対象都市モデルを選定
データを取得すると、下記のような感じで都市ブロックごとにモデルが分割されています。その中から、同封されているブロック表とブロックナンバーを照らし合わせて対象とする都市モデルを探し出します。
取得モデルをライノセラスで開く
ライノセラスを立ち上げて、都市モデルデータをドラッグアンドドロップすることでインポートが可能です。
意外と簡単ですよね。ちなみにレンダリングするとこんな感じになります。
3D都市モデルの活用方法について
さて、ここからが本題で都市モデルを取り込んでどんな活用が出来そうか?という話題です。本記事では軽くだけ触れて、詳細は別記事でご紹介出来ればと思います。
都市の気流や日照を把握することは、環境負荷の低減などを計画する上で非常に重要です。都市だけでなく、建物の庇やルーバーの形状を最適化に設計する上でも周辺建物による日影の影響などを把握する必要があります。そこで軽量な都市モデルデータを用いることが出来れば、年間8760hの太陽の動きに応じた日射の取得や遮蔽の影響を定量的に把握することが出来ます。
今回の記事では3Dモデルの取り込みまで実行できたので、次のステップとして環境シミュレーションに取り組んでみたいと思います!
Rhinocerosへの3Dモデルの取組は、小さいながらも重要な第一歩です。基本事項をすぐに学びたい場合は、コメント欄でご要望のコンテンツをお伝え頂くか、法人の方はこちらからお問い合わせをお願いします!
お便りお待ちしております〜
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