ともき⛰️MENTERU

竹中工務店で建築設備の設計施工を経験し、AIベンチャーのGRIDでPM/営業/事業開発…

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竹中工務店で建築設備の設計施工を経験し、AIベンチャーのGRIDでPM/営業/事業開発を経験。株式会社メンテルを創業し、建築xエネルギーxIT領域で建物や都市をサステナブルにする事業を展開。 https://menteru.jp/ https://tech.menteru.jp/

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キャリアで悩む方へ、1年前に起業した僕から共有できること

自己紹介はじめまして、(株) メンテル代表の井上智樹です。和歌山出身の1993年生まれ31歳。東京を拠点に、福岡と大阪・京都を出張しながら「(株) メンテル」を経営しております。 僕は大学院を卒業して、24歳に建設会社への就職をきっかけに仕事を始め、2023年4月に30歳で起業をして、今に至ります。 MENTERUを設立して1年経ちましたが、当時は身銭を切って1人雑居ビルで先が思いやられながら会社を始め、今ではインターンや業務委託のメンバーを中心に30数名のチームに成長

    • 電力スマートメータデータを活用して節電対策を検討する分析事例

      2022年4月の電気事業法改正に伴い、電気事業者以外でもスマートメータから取得される電力データの活用が可能となりました。データの活用に伴い、提供主体における秘匿化などの運用面での制約も設けられています。この記事では、スマートメーターの電力データについて、具体的な活用事例を交えながら、そのメリットをご紹介します。 スマートメータと電力データスマートメータは、送配電事業者に使用電力量の情報を30分単位で送信できる、通信機能を備えた電力メーターです。 スマートメータによって、検針

      • 初心者向けGrasshopperチュートリアル|ランダムに凸凹したパラメトリックな壁面パネル

        この記事ではGrasshopperを用いたパラメトリックなモデリングのチュートリアルとして、ランダムに凸凹したパラメトリックな壁面パネルのモデリングに取り組みます。 Rhinoceros+Grasshopperについて Grasshopperで凸凹した壁面パネルをモデリング 任意の縦横長さに応じて可変する壁面パネルを作成 作成した壁面パネルを任意の縦横分割数に応じて分割 分割したパネル面をランダムに押し出して立体化 Rhinoceros+Grasshopperにつ

        • 空調制御のAI化は省エネになる?個別空調を自動化する仕組みを解説

          燃料や物価の高騰が叫ばれる中、AIによる空調制御を検討する企業が増えています。ビル全体のエネルギーが占める割合は40%〜50%と非常に高く、各企業で頭を悩ませていることでしょう。この記事では、空調制御をAI化することで生み出されるメリットや、解決できる課題について解説しています。ビルや事務所の光熱費にお悩みであれば、ぜひ参考にしてください。 AIによる空調制御とは?AIを使った空調制御は、主にセンサーやインターネットを活用した空調制御サービスのことです。 従来型の空調では

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          PLATEAUの3D都市モデルを用いて、Grasshopperで街区の日照時間をシミュレーションする方法

          今回はPLATEAUが公開する3D都市モデルをRhinocerosに取り込み、GrasshopperのLadybugコンポーネントを用いた、街区の日照時間をシミュレーションする方法についてご紹介します。 シミュレーションのプロセスと事前準備以下の手順で街区における日照時間の解析を行います。 解析対象の街区のモデルを読み込み 解析対象の街区における気象データを読み込み 解析条件を設定して処理を実行 実行結果を可視化して結果を解釈 解析対象の街区モデルの取得 解析対

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          不動産環境認証の取得のステップとは?期間、費用について比較解説

          不動産環境認証取得ステップ今回の記事では不動産環境認証取得にあっての流れについて解説していきます。内容としては以下の通りとなります。 不動産環境認証取得の流れについて 国内の不動産環境認証取得においての期間と費用について ここからはそれぞれについて解説していきます。 不動産環境認証取得の流れについて不動産環境認証取得においては対象となる不動産及び規模によって流れが以下の通り異なります。 新築で申請する場合 既存建物の申請する場合 ここからはそれぞれについて解説

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          EPWファイル(気象データ)の確認方法

          この記事では気象分析や環境シミュレーションに使用するEPWファイルについて、便利な確認方法をご紹介します。EPWファイルはEnergy Plusなどのプログラムで読み込みやすい形式にフォーマット化されたデータのため、xlsx等で扱いづらい形式です。ですが、EPWファイルはシミュレーションの入力となるデータのため、その確認が重要です。そこで、この記事ではEPWファイルのデータを簡単に確認するためのツールを紹介します。 EWPファイルと取得方法EPWとは、Energy Plus

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          WantedlyAwardsで4万社の中からルーキー賞を受賞するまでに頑張ったこと

          株式会社メンテルが、採用ブランディングや共感採用といった観点での総合力を評価され、Wantedly登録企業40,000社の中からTeam of the year ROOKIE 賞を受賞しました。Wantedlyを通じた採用ブランディングや共感採用といった観点での総合力を評価いただき、Wantedly Awards 2024において、利用開始1年以内で成果を上げた企業に贈られる賞「チーム・オブ・ザ・イヤー|ルーキー賞(Team of the year|ROOKIE)」を受賞し、

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          不動産関連の環境認証の種類を一覧で紹介

          不動産のオーナーや投資家を中心に、SDGsやESG投資の関心が高まっております。メンテルでも、不動産ESGの文脈でご相談を頂ける機会が増えてまいりました。その中で不動産ESGに取り組まれるアセットマネジメント会社さまで取得を検討されている。主要な環境認証を一覧でご紹介します。 不動産における環境認証の種類とは? 建築物の性能を示す事例として、下表のようなものが挙げられます。不動産ESG投資における主な環境認証は以下の3つに分類されます。 不動産・ファンドにおける取組を評価

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          EPWファイル(気象データ)の取得方法

          この記事では気象分析や環境シミュレーションに使用するEPWファイルについて、主なダウンロード先を紹介します。EPWファイルは環境シミュレーションを行う際に必須となるデータなので、取得方法を確認頂ければと思います。 EWPファイルとはEPWとは、Energy Plus Weather Dataの略です。エネルギー消費量のシミュレーションに広く使用されるEnergy Plus用の気象データです。EnergyPlusは、アメリカのNational Renewable Energy

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          世界の美しいサステナブル建築から学ぶ環境設計

          球温暖化が進む中で、環境への影響を減らすことがますます重要になっています。持続可能な建物はエネルギーと水の消費を最小限に抑え、ヒートアイランドが進む都市の気候変動に対する具体的な対応策の1つです。以下では、巨大な高層ビルから斬新な美術館まで、美しさだけでなく機能面でも優れたユニークな特徴を有するサステナブル建築を紹介します。 サステナブル建築が求められる背景これまで建築は見た目を重視した美しさが評価されてきました。しかし近年では、建物の評価が見た目のデザインだけでなく、サス

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          Grasshopperでパラメトリックで不規則なフレーム構造のドームをモデリングしてみた!

          この記事ではGrasshopperを用いてパラメトリックで不規則なフレーム構造のドームをモデリングします。建築の外観をパラメトリックにモデリングできるようになれば、動的な環境シミュレーションによる建物形状の最適化などに連携することが可能となります。 Rhinoceros+GrasshopperについてRhinoceros+Grasshopperでパラメトリックにモデリングする大枠の流れと目的については、以下の記事をご参照くださいませ。 Grasshopperで不規則なフレ

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          Rhinoceros+Grasshopperで実現するパラメトリックなシミュレーションによる建物形状の最適化アプローチ

          建築設計において、設計時にシミュレーションを積極先に活用した環境設計の取り組みが増加しています。一方で、設計のフェーズに応じて適切にシミュレーションを実行しないと、解析によって得られる効果が減少する懸念があります。この記事では、環境設計においてモデリングと連携したパラメトリックなシミュレーションで活用できるRhinoceros+Grasshopperを用いた手法について紹介します。 RhinocerosについてRhinoceros(ライノセラス)は、建築や機器などのプロダク

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          RhinocerasにPLATEAUの3D都市モデルを立ち上げる方法

          PLATEAUから3D都市モデルデータを取得下記URLから、3D都市モデルを取得します。 主に2種類のデータが存在しますが、用途によって使い分けが必要です。 私は主に日射や気流のシミュレーションを行う目的で用いるため、建物の大凡の外観が分かる軽量なデータを好みます。なので、下記データ形式のうち、obj形式を主に用いています。 fbx形式:詳細・重い・テクスチャ付き obj形式:広域・軽い 取得データセットから対象都市モデルを選定データを取得すると、下記のような感じで

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          RhinocerosでGrasshopperを開くには?

          Grasshopperを立ち上げる2つの方法Grasshopperは、Rhinocerosにおけるビジュアルプログラミングのインターフェイスで、Rhinocerosのネイティブコマンドを使用して完全なパラメトリックモデルを作成できます。Grasshopperを開くには、Rhinocerosの標準ツールバーの丸い緑色のアイコンをクリックするか、コマンドラインに「Grasshopper」と入力して Enter キーを押します。 Grasshopperは、Rhinocerosに

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