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【読書日記】弱いメンタル、本の使い方、知的インプット。
スキマ時間の暇つぶしに読む本と、新しい知識を勉強するための本、トイレにおいて置いて読む本、さまざまなジャンルがあるけれど、今日は、スマホで空いた時間に読んだ本。自分の選ぶ本を眺めていると、今、関心があることが分かるものだけれど、今、関心があるのは間違いなく本を読むための本だ。知的インプットのことを考えている。
本の「使い方」1万冊を血肉にした方法 出口 治明
ライフネット生命の創業者で、立命館アジア太平洋大学(APU)学長。超読書家で知られる出口 治明氏。人との出会い、旅、本の3つの柱が人生を豊かにすると断じている。そのなかでも本は5割を占めるという。この本を読んだのは二度目だったけど、本を読む本などを濫読していると、様々な人の読み方の違いが分かって面白い。
最近は「目次読書法」や「一部熟読法」にはまっているけれど、出口氏は、基本的に目次を読まないタイプだ。また、飛ばし読みなんてとんでもない。本は対話なので、最初から最後まで著者と語り合うつもりで読むという。ただ、最初の10頁を真剣に読んで、引き込まれなかったら、その場でやめるというルールは持っているようだった。
古典を全く読まない成毛氏とは対照的に、古典を読まない人、わからないという人はアホだと言い切る。新刊・ベストセラーはほとんど読まず、古典に絞って読む派だ。人によって違いがあって面白いではないか。
時間がない人が学び続けるための知的インプット術 三輪 裕範
三輪裕範氏は、ジョンズ・ホプキンス大学院戦略高等国際問題研究所(SAIS)の上級客員研究員を務めるエリート。三輪氏は、様々な作家や有名人の読書法を収集していることが分かる。全編では引用が多く、たくさんの人の読み方を知ることができ有益だった。本の選び方(著者の見極め方)など、三輪氏ならではの視点もあり面白かった。
あとがきでは、三輪氏が、好奇心のあまり様々なジャンルの本に「浮気」することがあると書いている。そして、そうした雑学に走る読書には罪悪感を感じることもあるようだ。そんな時に、元の自分の立ち位置に自分を戻してくれるのは、ホームグラウンド(自分の専門分野)だと書いてあった。三輪氏のホームグラウンドはアメリカ政治学。私にとってのホームグラウンドは何かな?と思いつつ読んでいた。
読むべき本、読みたい本は無限にあるけれど、時間は無限にはないから、今一度、自分がだれでどこに向かう人なのかというのを自覚しなきゃいけないなと思った。
弱いメンタルに劇的に効く アスリートの言葉――スポーツメンタルコーチが教える“逆境”の乗り越え方 鈴木 颯人
最後はちょっと毛色が違うけれど、大好きなスポーツ選手&メンタルの本だ。もともとは、まったく別分野(学習塾?)からスポーツ選手のメンタルコーチへ転身を遂げた作者。スポーツ選手の名言集をもとに、折れてもいい、挫折してもいい、弱いメンタルを見せてもいいと語る。
本当に弱いところを見せたところから人間は強くなれる。下記の選手たちの言葉が印象的だった。
強いものは自分の弱点を知っているからね。だから負けないんや。 弱いところがあるから人間は進歩するんとちゃうかな。(辰吉丈一郎)
本当に強い人は、自分の弱さ、他人の弱さを知っている人。人間は弱いんだってことを知ってる人は優しいよ。だから、ポジティブになれる人は、ネガティブな自分を知っていて、受け容れてる人なんだと思う。(川崎宗則)
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