養生の基本は「中庸」?糖質制限とMECとバランスの良い食事と食生活について考えた。
食事を改善すると人生が変わる。糖質を減らして、MEC(肉・卵・チーズ)を食べる生活に変えてから、心身の不調が相当に改善された。今考えると、絶対的にタンパク質が不足していたのだろう。私にとって食生活の改善は大きなプラスだった。
しかし、糖質制限やMECを実践していると、周囲の友人から心配されるのも事実だ。「もっとバランスよく食べたほうがいいよ」と何度も言われた。そして、自分の中でも少し揺らぐこともある。ただ「バランス」って、言葉でいうよりも難しい。そこで、今日は食生活のバランスをテーマにしたい。
養生の基本は「中庸」
私は漢方の知恵には学ぶところがあると思っている。「養生」という考え方からすれば「過ぎる」というのは何にせよ良くない。昔から言われている通り「過ぎたるは及ばざるが如し」というわけだ。MECの食生活は、明らかに「肉・卵・チーズ」の量が「過ぎて」いる気もする。私はお肉大好きなので、全く困らないというか、これでよいのであればほんと、嬉しい限りなのだけど、これも食べ過ぎは別の問題が生じるだろう。
糖質過剰は修正できてきたが、今度は脂質過剰になりつつある。食事日記を毎日つけて、食事の写真を撮影していると気づくことがあった。それは、食卓の「色」だ。
食卓が「一色」に偏っていないか
さすがに、お肉・チーズ・卵を繰り返し食べている我が家の食卓は「茶色」オンリーだ。生では食べられないお肉は、どうしても炒めたり・揚げたり・油で加熱することが多くなる。季節の野菜などを加えるだけで、食卓の彩りは変わる。
買い物に行っても買うものはだいたい同じだ。もう少し、さまざまな食品を食べたほうがよいかも。こういう時に地域に根差した八百屋なんかが近くにあれば旬の食べ物がはっきりわかるけれど、スーパーではこれが分からない。
ということで、今後のスタンスはプロテインとMECでタンパク質はしっかり摂取しつつ、体に良い旬のモノを選り好みせず食べていくことにしたい。糖質制限も続行するし、MECは基本軸の1つだ。でも、もっと魚介類や野菜などを増やしたい。
結局のところ、食生活のバランス・中庸を追求し続けると、平凡なところにたどりつくのかもしれない。
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現在の私の食事法は、朝食プロテイン+メガビタミンになっています。