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自己管理(セルフコントロール)の秘訣は「日記」の習慣。
私は22~27歳の5年間に集中して日記をつけていた。一人暮らしをしたり、引っ越して場所を変えたり、今の奥さんと出会って結婚するまでの記録を書き留めた。20代の前半は、今よりもっとメンタルが不安定でもろかった。いろいろなことに傷ついたり、悲しんだり、落ち込んだりを繰り返していたけれど、ギリギリの線で私を救ったのが日記の習慣だった。
5年日記を見返す
特に良かったのが、5年日記帳だ。この日記帳は数年前の同じ日に何があったかが一覧で見られるようになっていて、とても重宝した。
例えば、ある日には「生きていても何の楽しいこともない。生まれてから、ずっとつらい人生だった」とか悲観的になっていたけれど、1年~2年前の同じ日を見ると、ずいぶん楽しくやっていたことが分かる。ある日には落ち込んでも、数日後には良いことがあったり、数か月後には状況がガラッと変わったり、5年日記を見ていると俯瞰的に人生を見ることができた。
以前は落ち込んでいたようなことでも、めったに落ち込まなくなった自分を発見することもできて成長を感じた。メンタルの調子が悪くなる一定のリズムがあることも分かった。過去の偉人たちの中には、日記を自己管理に使っていた人が多いのも頷ける。
トルストイの日記
偉大な創作活動を行ったトルストイも日記を書く習慣を、自分の拠り所にしていたことで知られている。19 歳から死ぬまで、 60 年にわたって日記を書き続けたという。
「彼が日記を書き続けたのには、明確な理由があった。 それは、 自分の日常を記録して冷静に観察し、自己管理のために活用するためだった。 特に彼の日記には、勉強についての記述が多い。何を、どのような計画で勉強するのか、その計画は実践されているのかを、彼は日記に記録して自分を管理した」
1日ごとに差が開く 天才たちのライフハック すばる舎 許 成準 (著)
トルストイは日記を書き、それを読み返すことによって、自己管理を行っていたようだ。確かに日記は書きっぱなしではなく、定期的に読み返してこそ意味がある。
googleカレンダー日記
今は5年日記帳はつけていない。以前、友達が家に飲みに来た時に読まれてしまったのだ。紙の媒体には、こういうリスクがある。んで、最近はデジタル上に日記をつけている。ずっと続いているのは、グーグルカレンダーを日記にする方法だ。メモ機能を活用して日付のところに、一日のあったことなどを書きこんでいる。
デジタルも漏れだす可能性があるので、あまり込み入ったこととか、個人名は書かないようにしているんだけど、日ごとに数年前の日記を読み返すのが面白くてツボなんだ。本当はADHDは、こういう習慣が続かないはずなんだけど、私がコツコツ日記を書き続けることができるのは、毎日見直して、その都度、自分のことが発見できるからだと思う。
これは、いつか?kindleにまとめようと思って表紙を作ったんだ。(でも、面倒くさくて放置中)。
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