目標達成率が65%も上がるプランニングがあるっぽい~『やってのける』~
意志力をすり減らさないで目標達成したい
この記事を読んでくださっているほとんどの方が『継続』ができずに目標を達成できないという悩みがあるはず。
・ダイエットに成功したい
・英語力を身に付けたい
・ビジネスで稼げるようになりたい
などなど、そうなるためのノウハウは調べれば出てくると思いますが、知っていても続かないことが原因で脱落してしまうことは誰しも経験しています。
著書『やってのける〜意志力を使わずに自分を動かす〜』には目標がなんなのかは見えていても、それをこなすことができない人向けに書かれた本です。
本書の中には目標達成をするときには「いつ何をやるのか」ということを日々明確にした方がいいと述べておりいます。
具体的な行動まで明確になっていると、その行動をする可能性は300%も上がるんだとか。
目標達成の切り札〜if-thenプランニング〜
その「いつ何をやるのか」を明確化するためのプランニングも提示しております。
それが『if-thenプランニング』と呼ばれているものです。
このプランニングのルールは極めてシンプルなもので
もしXをしたらYをする
という決め事をするだけです。
例えば
・6時になったらジムへ行く
・帰ってきたらオンライン英会話をやる
・朝起きたら本を読む
みたいな感じですね。
驚くことに、本書では『if-thenプランニング』を教えた被験者と普通の目標設定をした被験者では目標達成率がなんと65%も差が開きました。
脳は「XならY」という文章は覚えやすくできており、無意識のうちにできているからなのだと述べています。
『if-thenプランニング』は応用が効きやすい!
めちゃくちゃシンプルであるがゆえに、『if-thenプランニング』は応用も効きます。
例えば、トラブル対策の場合
・トラブルが起きたら1回深呼吸する
・頼みごとをされたら5分だけ手伝う
・12時までに案件が終わらなければヘルプを呼ぶ
などなど。こういった対策もすぐに打てます。
目標達成のときに大事なのは2つありまして
・達成するためには何をするべきなのか?
・達成するときに障害となりえるのは何か?
この二つは『if-thenプランニング』で一挙に解決することができます。
毎日やることで無意識下でもできるようになり、まさに意志力を使わずにすんなりとやることが出来るようになります。
前もってやることを計画する、こんな小さなことで結果が大きく変わります。
あとは一つ一つこなしていくだけ!
ただ一つ注意点があるとすれば、目標が複数あった場合一気にやらないことです。
一つ一つ、しっかりとこなすことで目標に着実に近づけます。
また、出来ることなら目標と現状の距離を知るためにフィードバックをいただけるような環境に進むことです。
自分が目標に近づいていることが分かりますのでそういった環境を見つけ、利用することもオススメされておりました。
他にも自分を見つめ直す際にも、本書は極めて有効です。
性格診断も取り入れられており自分のタイプも分かるため対策を打つこともできます。
目標をより高い精度でこなしたい人には必読です!