自分の人生を他人に背負わせたらうつになった話
いきなりですが、「人生」とは誰のモノですか?
それは、あなたのもの=自分のものだ!
うん、つまりワタシの人生は私だけのもの。
これからする話は結論として、私は自分の人生を手放して他人様に預けたら『鬱』になったという話です。
ただ、重要なことは、結論ではなく、わたしがこれから語ること(経験)の中にあります。
私は病院の先生でも専門家でもありません。ですが、あなたがもし、ずっと会社でもうまくいかずプライベートでも家族とも喧嘩ばかり。自分を分かってもらえないと悩んでいるのなら、私の話をきいてほしいと思います。
私は10年近くうつ状態に苦しんできました。病院も何軒もかえ、カウンセリングもうけまくり、鬱の書籍も読み漁りました。
そうして頑張っているのに会社でも孤立して転職してもまた転職先で孤立する。。
→また転職する→そしてパートナーからの信頼、大黒柱としての威厳も失いかける。
ところがあることに気が付いてからは、人生が好転しはじめました。
現在はパートナーとの「離婚」も回避し、病んで無職でお金がない状態から復活できたのです。
これから話すことは、あなたにも
当てはまるかもしれないので真剣に話を聞いて欲しい。
以下にあてはまる方はぜひ私の話に耳をかたむけたらよいと思います。
・仕事がツマラナイから脱却できない
・メンタルが低下して毎日がだるい
・会社で意見もいえず孤立。社内で会話するときは首をたてに振るとき(YESマン!)
・家にかえっても家族とも会話がなくなり喧嘩さえ避ける(メンタル低下した自分を受け入れてもらえないと感じている)
逆に私の話を聞かなくてよい人はコレ↓
・会社でうまくいっている。孤立していないしメンタルも安定。
・専門家の意見が正しいと思っている。
・うつ症状がなくならないのは、すべて他人のせいだ!
・そもそも考えたくない
もし、あなたが以前の私のような状況(メンタルが不安定、会社や家族から孤立している)にあるなら、
さっそく話をしていくのででしっかり参考にしてほしいと思います。
人生が好転しはじめたあることとは「自分の人生から逃げない」ということです。
悩んでも、他人にすべて任せないで自分の軸(考え)をもって生活するということ。
私はあなたにこの一言を伝えたいです。
「自分の人生は自分で背負う」
新卒で入社して10年過ぎた頃、私は鬱となりました。
入社〜5年目までは、上司や役員にも
嫌なものは『できません』と反発し自分の意見を通そうとしました。
ですが、意見が通る場合はそんなに
多くありませんでした。
無理もないです。役職もない、経験も判断力もない、いわゆる、
「ペーペー」(新米、新人、実力がないやつとの意味)なら、ある意味当然とも言えますね。
ただ、当時の私は意見が通らなくても、自分自身の考えは主張するというスタンスをとっていました。
口のききかたもなっていない生意気な私でしたが、なぜだか上司や同僚、後輩とも頻繁に飲みに行ったり不思議と仲は良かったです。
そして、入社〜5年目以降になると
自分の考えを主張することを避けはじめます。
いわゆる中途半端な「YESマン」の誕生です。
(自分の考えはあるのに表に出さず、でも不満があります!!って顔しながら首をブンブンタテに振るやつを言います。)
実はこの頃、少し前あたりから仕事が合わないと感じ、やる気がうせてきました。(工場でのライン作業と管理が主な業務でした。)
それでもって上司とのコミュニケーションもメンドクサイ!早く終わらせたいので、自分の考えは主張しませんでした。
それがスマートな選択で馬鹿な奴は相手にしない、俺ってイケてるってドヤってましたね。
ハラワタ煮え来るような事があっても言わず、眉間にシワ寄せながら「イエッサー!かしこまり!」って。。ね。
そうしたら負のループに流されていきます。仕事つまらない→面倒な仕事を出来るだけ避けたがる→意見交換、衝突もしない(※つまり自分で考えない)
→普段から自分の頭を使わないから重要な判断や決断ができない。
それでも入社して5年目以降~9年目までは年功序列制の会社の恩恵をうけて役職は少しずつ与えられていきます。でも同時にそこからの転落も早かったです!
はい、今まで考えて悩んできた、あなたなら、私がどうなったか想像できると思います。3秒待ちますね。。。
ズバリ、一人の孤立した勘違いオジサンが見事に出来上がっていきました。態度だけでかい、プロジェクトの重要な場面で意見も考えもなく決断力のない中年です。
上司には「YESマン」を繰り返えす。自分の考えはないのかと詰め寄られ!さらに説教くらう。(長年考えることから避けてきて習慣化されていた。そんで頭が回転しないので良いアイディアも沸かない)。
そのモヤっとした不満から部下や同僚に何かつっこまれると急に怒りだし先輩ずら全開でほんとうに嫌なやつ!(笑)。
常に上司や部下(後輩)、同僚から何を言われるかビクビクし、何年も会社にいくと緊張状態が続きます。
そうすると家庭もちで家にかえっても、どっと疲れて家族の話も聞けず、会話すら無い状態となっていきました。
毎日朝会社に向かう足取りは重く、勤務が終わってからは真っ先に人を避け会社から逃げるように帰っていく生活でした。
徐々に憂うつな状態が加速してついには会社にいけなくなりました!
これまでの私の経験を聞いてどうでしょうか?
長年、私はうつに苦しみながら、ずっと会社や上司や同僚が俺を苦しめている!孤立させているんだ!俺を受け入れてくれない!と嘆いていました。
メンタルが不調で病院も何度もかえて、いろいろな自己啓発、うつの専門書を読んでも何も改善できませんでした。
ところが、ある時ふっと気が付きました。
上司は私との会話中、毎回表情が曇り、会話が終わるとどっと悲壮感を漂わせてその場を立ち去ります。
私には意見がなく、考え、判断もできない。本来なら自分の内側から発生する言葉や考えを他人(上司)に求め、いつも振っていた。大げさでもなく
私自身の人生を上司に背負わしている状態だったんですね。
私の人生を背負わされた上司は相当きつかったのでしょう。
私といると、悲しそうで耐えれなくて私がいる会議や私との会話のあとは即座に私の前から立ち去っていたのです。
だから私の周りからどんどん人がいなくなり、孤立したのです。
他人の人生を背負わされた人はたまったもんじゃないですからね。
そのことに気が付いた、わたしは、他責的な思考をやめ、自責的思考へと見直して感情というものを受け入れ活用した結果、階段をいちだんいちだん上るように自分の人生を他人からゆっくり
、受け取ることができました。
仕事では、わからなくても自分の考えを発言して、自分で判断しました。間違えたりわからないことは、はっきり教えを請いました。
最初は私の間違った判断に冷たく笑っていた上司も積極的に教えてくれるようになり、気が付けば孤立化することは減っていったように感じています。
人はメンタルが落ち込むと自分の目の前の事しか見えず、今の状態を俯瞰することができません。
特に過去にうけたマイナスな事にとらわれると、今やるべきことが見えてきません。
車の事故にあった人ならわかると思いますが、目の前の車を避けようとしてハンドルをきるとガードレールが目に入りなぜか吸い込まれるようにバードレールに衝突するようなものです。
つまり、過去のマイナスなことにばかり意識を集中させてしまうということです。
そんなときは深呼吸して自分を天井からみているような感じを意識すると(ズームアウト思考っていいます)
自分が悩んでいることも他人事のようにみえて心が落ち着きを取り戻せたりします。
あなたがもし、今会社や家庭で孤立した状態でメンタル的につらい状況にあるなら、ぜひ「自分の人生を他人に委ねてないか?」「ズームアウト思考で!」を意識すると、
あなたの人生が私と同じように前に進むことでしょう。
※これからもこの記事には当時のことを思い出し、気づきがあれば追記していきますので参考にしてください。
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