見出し画像

音楽で 非暴力の輪 広げよう! →→野村誠作曲「DVがなくなる日のためのインテルメッツォ」を弾きましょう.

→→繊細な響きのする、魅力的な曲です。ぜひ多くの方の手により、演奏していきましょう.(CD、楽譜申し込み先は、最下方に記載)

●曲の紹介

 この曲は,DV・性暴力問題に携わっている心理臨床家の草柳和之氏による委嘱で,2001年に野村誠により作曲されました。曲名は,「DVがなくなる日までの間に演奏する曲」という意味で、「同曲が少しでも早く演奏されないことを願う」という逆説的な意図が込められています。草柳は、日本各地でのDV問題のシンポジウム等の際に演奏するだけでなく、韓国・中国での平和イベントにおいても演奏し、《社会の平和は家庭から》を訴えてきました。同曲は、英国・マレーシアなど、広く海外のピアニストにもコンサートの曲目として取り上げられています。

●作曲者紹介:野村 誠

日本センチュリー交響楽団コミュニティプログラムディレクター。作曲家、ピアニスト。インドネシア国立芸術大学客員教授、東京芸術大学講師等を歴任。2003年第1回アサヒビール芸術賞、他の受賞歴がある。著書『音楽の未来を作曲する』(晶文社)他多数。2018年ボーンマス交響楽団Cornwall Residencyにゲストコンポーザーとして参加。「MITO Settembre Musica 2019」(伊)、「Solo International Performing Arts 2021」(インドネシア)他の音楽祭出演や、BBC Radio3(英)、Polskie Radio(ポーランド)他のラジオで特集されるなど、彼の作品は20カ国以上で演奏されている。


●同曲の演奏映像

https://www.youtube.com/watch?v=3Dyo4Fm2SII

ピアノ=大井浩明←←注目!!

京都市出身。ベルン芸術大学(スイス)にてブルーノ・カニーノにピアノと室内楽を、チェンバロと通奏低音をディルク・ベルナーに師事。第30回ガウデアムス国際現代音楽演奏コンクール(1996/ロッテルダム)、第1回メシアン国際ピアノコンクール(2000/パリ)に入賞。第3回朝日現代音楽賞(1993)、第11回アリオン賞奨励賞(1994)、第4回青山音楽賞(1995)、第9回村松賞(1996)、第11回出光音楽賞(2001)、第61回文化庁芸術祭新人賞(2006)等を受賞。仏TIMPANIからリリースされたCD《シナファイ》はベストセラーとなり、ル・モンド・ドゥ・ラ・ミュジック“CHOC”グランプリを受賞した。


【楽譜発行・問合せ】メンタルサービスセンター〒176-8799 練馬郵便局留/tel.03-5926-5302
※楽譜:800(通信販売は送料込:1,100)
[みずほ銀行 桜台支店 (普)1438903 名義:メンタルサービスセンター 草柳和之]

【CD発行】エアプレーンレーベル:〒101-0051 千代田区神田神保町2-12 神栄ビル2F/Tel.03-3230-7015/定価:1,800/CD製品No:AP1020


【参 考】
■《2021.11.15:パープルリボン作曲賞創設の記者会見(Youtube)》

→→ https://youtu.be/QSRpbDwUf5o
〔登壇者〕野村誠(作曲家)・清水友美(作曲家)・草柳和之(大学非常勤教員)

■音楽による一連のDV防止キャンペーン活動の報告文献
=草柳和之 「DV根絶を目指すコミュニティ音楽療法の活動――それは作曲委嘱からはじまった」 『東京音楽療法協会30周年記念誌』
 本文ダウンロード→→https://researchmap.jp/kusayanagi/misc/25685166

いいなと思ったら応援しよう!