草柳和之

大東文化大学非常勤講師.メンタルサービスセンター代表・カウンセラー.長年,DV被害者支援に携わると同時に,日本で初めて加害者更生プログラムを実践、新聞・TV・雑誌等を通じて広く紹介される.著書多数.社会貢献支援財団より,平成27年度社会貢献者表彰を受賞.

草柳和之

大東文化大学非常勤講師.メンタルサービスセンター代表・カウンセラー.長年,DV被害者支援に携わると同時に,日本で初めて加害者更生プログラムを実践、新聞・TV・雑誌等を通じて広く紹介される.著書多数.社会貢献支援財団より,平成27年度社会貢献者表彰を受賞.

最近の記事

10/20《箱庭療法ワークショップ》開催!!

「箱庭療法」という言葉は、多くの方にとって耳にしたり、目にしたりしたことがあるかと思います。箱庭療法は、1950年代にスイスの心理療法家D.カルフが創始し、1965年に河合隼雄氏により日本に紹介されたアートセラピーです。ユング心理学を基にした技法ですが、日本では、ユング派ではない方にも、広範囲に使われてきました。  10月に、毎回好評の箱庭療法One Dayワークショップを開催します。従来の箱庭療法ワークショップでは、作品を作って後には、ひかえめに感想を語る程度にとどめるの

    • 面接上達の秘訣~《リフレイミング技法・研修会》のご案内

      ・研修会概要 ◇◆ zoomによる開催です.◆◇ 研修会で習得した技法を使っても、「どうもイマイチうまく展開しない、なぜだろう?」とお困りのカウンセラー・相談員・心理臨床家の方はおられませんか? あるいは、もっと自在で洗練されたセッション運営を目指したい方も、多いことでしょう。このような方のために、援助の質を上げる格好の秘訣があります。それは「リフレイミング技法」です。 リフレイミングとは、「事実を変えずに、物の見方を肯定的に変える」面接スキルです。クライエントは物事を

      • 2024.7.14面接上達の秘訣~《リフレイミング技法・研修会》のご案内

        ・研修会概要 ◇◆ zoomによる開催です.◆◇ 研修会で習得した技法を使っても、「どうもイマイチうまく展開しない、なぜだろう?」とお困りのカウンセラー・相談員・心理臨床家の方はおられませんか? あるいは、もっと自在で洗練されたセッション運営を目指したい方も、多いことでしょう。このような方のために、援助の質を上げる格好の秘訣があります。それは「リフレイミング技法」です。 リフレイミングとは、「事実を変えずに、物の見方を肯定的に変える」面接スキルです。クライエントは物事を

        • 出版原稿「DV家庭を生きた子ども世代の体験談」募集中!(締切りを延長しました.)

          ■原稿募集『あなたの体験が本になる!=出版企画「(仮題)私はDV家庭を生きた~被害者としての子ども世代の声を聴く」』 ■企画詳細→ http://www5e.biglobe.ne.jp/~m-s-c/publish%20plan%202019%20page.htm ♪ ♪ 心理相談機関《メンタルサービスセンター》では,現在注目されているDV問題に力を尽くしてきましたが、その代表・カウンセラーをつとめ、大東文化大学講師でもある草柳和之が出版企画を発案しました。 誰もが平穏な

          2024.8.18《DV被害者対応スキルアップ研修会》のご案内~~参加者募集中!!

          ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★カウンセリングは、常時受けつけています。→→Tel.03-5926-5302  Zoomでも対応可能です。初回電話相談は無料。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ →→被害者ファーストの支援を探求する.DV被害者への支援、面接相談に携わる方、なかなかスムーズに被害者の変化につなげられずにお困りの方へ、朗報です。百戦錬磨の心理臨床家の講師が、徹底して被害者の立場に沿った支

          2024.8.18《DV被害者対応スキルアップ研修会》のご案内~~参加者募集中!!

          パープルリボン・コンサート ~作曲コンクール《第2回パープルリボン作曲賞》公募記念~

          ◇◆ 音楽で 非暴力の輪 広げよう! ◆◇ ―――――――――――――――――――――――――――――――――― パープルリボンは,女性に対する暴力撤廃運動の国際的シンボルマークです. ――――――――――――――――――――――――――――――――――♪ ♪  【演奏曲目予定】 *第1回パープルリボン作曲賞準グランプリ受賞曲/**ひまわり賞受賞曲 ●天岡寛晋「INTERMEZZO」* ●池田文麿「パープルリボンの為のエチュード」* ●松岡佳歩「⾔葉の棘」* ●持

          パープルリボン・コンサート ~作曲コンクール《第2回パープルリボン作曲賞》公募記念~

          3/31《箱庭療法ワークショップ》開催!!

           「箱庭療法」という言葉は、多くの方にとって耳にしたり、目にしたりしたことがあるかと思います。箱庭療法は、1950年代にスイスの心理療法家D.カルフが創始し、1965年に河合隼雄氏により日本に紹介されたアートセラピーです。ユング心理学を基にした技法ですが、日本では、ユング派ではない方にも、広範囲に使われてきました。  10月に、毎回好評の箱庭療法One Dayワークショップを開催します。従来の箱庭療法ワークショップでは、作品を作って後には、ひかえめに感想を語る程度にとどめる

          3/31《箱庭療法ワークショップ》開催!!

          面接上達の秘訣~《リフレイミング技法・研修会》のご案内

          ・研修会概要 ◇◆ 当面、zoomによる開催です.◆◇ 研修会で習得した技法を使っても、「どうもイマイチうまく展開しない、なぜだろう?」とお困りのカウンセラー・相談員・心理臨床家の方はおられませんか? あるいは、もっと自在で洗練されたセッション運営を目指したい方も、多いことでしょう。このような方のために、援助の質を上げる格好の秘訣があります。それは「リフレイミング技法」です。 リフレイミングとは、「事実を変えずに、物の見方を肯定的に変える」面接スキルです。クライエントは

          面接上達の秘訣~《リフレイミング技法・研修会》のご案内

          作曲コンクール《第2回パープルリボン作曲賞》の公募を開始しました。

          ━━音楽で 非暴力の輪 広げよう! ━━ ■作曲賞サイト→→ https://www5e.biglobe.ne.jp/~m-s-c/2nd%20purple%20ribbon%20composition%20award%20page.htm 【パープルリボン作曲賞創設の趣旨】 パープルリボンは、セクハラ・DV・性暴力{注1}など、女性に対する暴力防止{注2}のシンボルマークです。誰もが女性・男性の良好な関係を築きたいもの、また、本来、暴力が好きな人はいないはずです。そこ

          作曲コンクール《第2回パープルリボン作曲賞》の公募を開始しました。

          今回の震災に際し、トラウマ領域の問題を専門にしてきた心理臨床家・草柳和之より、多くの方に少しでも役立つ情報を提供します.

          【提供】トラウマケアを専門とする心理相談機関《メンタルサービスセンター》 代表・カウンセラー 草柳 和之 http://www5e.biglobe.ne.jp/~m-s-c/ ♪ ♪ 元日に発生した令和6年能登半島地震は、連日、数々の惨状と被災者の思い、関係者の懸命な営為が報道されています。1月12日現在、200名を超える方が亡くなっているとされており、未だ予断を許さない状況が続いています。 被害に遭われた方々、ならびにそのご家族の方々に心よりお見舞い申し上げます。 今回

          今回の震災に際し、トラウマ領域の問題を専門にしてきた心理臨床家・草柳和之より、多くの方に少しでも役立つ情報を提供します.

          3/31《箱庭療法ワークショップ》開催!!

           「箱庭療法」という言葉は、多くの方にとって耳にしたり、目にしたりしたことがあるかと思います。箱庭療法は、1950年代にスイスの心理療法家D.カルフが創始し、1965年に河合隼雄氏により日本に紹介されたアートセラピーです。ユング心理学を基にした技法ですが、日本では、ユング派ではない方にも、広範囲に使われてきました。  3月に、毎回好評の箱庭療法One Dayワークショップを開催します。従来の箱庭療法ワークショップでは、作品を作って後には、ひかえめに感想を語る程度にとどめるの

          3/31《箱庭療法ワークショップ》開催!!

          DV加害者自助グループ(妻・恋人への暴力を止めたい男性のための自助グループ)~25年以上にわたって継続開催しています.

          ★来所カウンセリングを実施しております(zoomも対応)。必要な方は、自助グループ主催のメンタルサービスセンター [Tel.03-5926-5302] までご連絡下さい。   この自助グループは、1998年11月に発足して以来、長く、着実に活動を積み重ねてきました。 暴力を止めたいと願う男性が集って体験談を語り合い、耳を傾け合いながら、自分の生き方を内省していくグループです。 メンバー同士の貴重な出会いにより、DV克服の気持ちを高め合っていくことができます。 暴力の克服を望

          DV加害者自助グループ(妻・恋人への暴力を止めたい男性のための自助グループ)~25年以上にわたって継続開催しています.

          出版原稿「DV家庭を生きた子ども世代の体験談」募集中!(締切りを延長しました.)

          ■原稿募集『あなたの体験が本になる!=出版企画「(仮題)私はDV家庭を生きた~被害者としての子ども世代の声を聴く」』 ♪ ♪ 心理相談機関《メンタルサービスセンター》では,現在注目されているDV問題に力を尽くしてきましたが、その代表・カウンセラーをつとめ、大東文化大学講師でもある草柳和之が出版企画を発案しました。 誰もが平穏な家庭,暴力・虐待のない家庭を願っているでありましょう。しかし,昨今のコロナ禍の影響により,DV相談の件数が増加していることが報道され,実に心痛みます。

          出版原稿「DV家庭を生きた子ども世代の体験談」募集中!(締切りを延長しました.)

          10/21《箱庭療法ワークショップ》開催!!

           「箱庭療法」という言葉は、多くの方にとって耳にしたり、目にしたりしたことがあるかと思います。箱庭療法は、1950年代にスイスの心理療法家D.カルフが創始し、1965年に河合隼雄氏により日本に紹介されたアートセラピーです。ユング心理学を基にした技法ですが、日本では、ユング派ではない方にも、広範囲に使われてきました。  10月に、毎回好評の箱庭療法One Dayワークショップを開催します。従来の箱庭療法ワークショップでは、作品を作って後には、ひかえめに感想を語る程度にとどめる

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          音楽で 非暴力の輪 広げよう! →→野村誠作曲「DVがなくなる日のためのインテルメッツォ」を弾きましょう.

          →→繊細な響きのする、魅力的な曲です。ぜひ多くの方の手により、演奏していきましょう.(CD、楽譜申し込み先は、最下方に記載) ♪ ♪ ●曲の紹介  この曲は,DV・性暴力問題に携わっている心理臨床家の草柳和之氏による委嘱で,2001年に野村誠により作曲されました。曲名は,「DVがなくなる日までの間に演奏する曲」という意味で、「同曲が少しでも早く演奏されないことを願う」という逆説的な意図が込められています。草柳は、日本各地でのDV問題のシンポジウム等の際に演奏するだけでなく

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          子どもへの虐待――これは、専門家からの支援を通じて止められます.

          《虐待を止めるために》 【「私たちは親となった時、誰でも虐待をする可能性がある」と認めることは大切です.】  子育ての実際は、喜びを覚えることもあると同時に、非常な忍耐を要する作業でもあります。家庭の内外の様々な悪条件が重なると、私たちは誰でも“虐待的関係”に陥る存在なのです。  一方で、親として子どもが健康に成長してほしいという願いや、子どもが自分を慕ってくれていることが喜びに感じる体験は、ほとんどの親に起こるものです。そのため、子どもに対して一時的に我慢できないほど

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