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「残された娘たち」
オカンの娘、私の妹であるアヤに関しては、これで一冊の本がかけるぐらいのドラマ性がありますが、私はその多くに関わっていないし、書く立場でもないので、オカンの話に戻りましょう。アヤに関しては、残されたアヤの三人の娘たちの誰かがいずれ書くかもしれません。
ただし、アヤの死があまりに突然で、不可解なことが多かったので、残された三人のアヤの娘たちに私が「伝えた言葉」だけは書き残しておくことにします。
アヤは自室のベッドで紐のようなもので首を吊っていました。窒息死です。ウツの治療薬と睡眠導入薬を飲み、アルコール依存症でもあったので、酒も飲んでいたようです。ある人物に対する恨み言のメモが残されていました。
残されたのは、当時、一番上のアヤの娘、つまり私の姪は、高校一年生です。二つ離れてその妹、5つほど離れて種違いの末っ子です。
私はこう話しました。
「あなた達のお母さんは自殺したのではない。私は事故だと思う。なぜなら、あなた達へのメッセージがない。あなた達のお母さんは確かにあなた達を愛していた。これは事実だ。だから、遺書がない死が自殺であるはずがない。想像するに、クスリを飲み、酒を飲み、死にたい気分にはなったんだろう。そして、眠くなって寝落ちした時に、紐が首に絡まったんだろう。だから、絶対、絶対、君たちは放っていかれたんじゃない。」
「オカンの話」に戻るべきが長くなりました。次回にしましょう。次回は、残された三人のアヤの娘にオカンがどう対したか?
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![奥村一郎(メンタルパートナー、活動家、主夫)](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/141991994/profile_4bf5c5cedaa00a00ab849b6876719109.jpg?width=600&crop=1:1,smart)