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グループワーク「かむつどい」~ストレスフルな日常を生きやすく、暮らしやすく~

大学生のころに「クラブハウス」という精神保健福祉施設で、アルバイトしていました。

この施設で、ピアカウンセリングというものを初めて経験したのです。

ピアカウンセリングは、同じような背景を持つ人同士が、お互いに支えあうことを目的としています。

利用者さんもスタッフも一緒に学び、ピアカウンセリングを実践していました。

フラットで上下関係がなく、一緒にいながらも自分のスペースを保てる感覚が、現在のグループワークのベースになっています。



自分の経験を語り、癒される場

以前はただ自分の出産体験を語る、「お産を語る会」というのをやっていました。

人の体験を聴くことで、「そういう感覚もあるんだ」と、視野が広がります。

「そうそう!それが言いたかった」と、人の言葉を通じて、自分の経験や思いがよりクリアになります。

何気ない言葉に涙がこぼれることも・・・

 深い部分で、心が響きあうのを実感しました。

お産の経験で未消化だったことが、いつの間にか昇華され、栄養となっていく感じ。

 お互いの話を聞き合って、参加者が癒される場だったのです。


グループワークをはじめた経緯

私は心理学、メンタルヘルス、U理論、非暴力コミュニケーション、NLP等々、さまざまな研修をうけて学びました。

大人になって一番しんどかった時期にIPS(意図的なピアサポート)に出会ったのです。

「矢が花に変わる」という、ピアサポートをベースとしたグループワークと、そこに関わる人達に出会って、救われる思いがしました。

矢が花に変わる

精神的に本当につらい経験をした人たちが、専門家に依存するのではなく、お互いに話し合い、支えあって元気になるピアサポートを体験しました。

医師や看護師、援助職の方が、肩書や立場を超え、参加者同士が対等な立場でやりとりする場に参加しました。時には医師が涙ながら患者さんに語り、人と人としてのつながりができる場面にも立ち合い、感動したのです。

「自分たちで元気になろう!」「自分らしく豊かな人生を送ろう!」との思いを持つ人たちが、「これは役に立った」「これはうまくいかなかった」と、多くの経験を分かち合う場です。

「これは、一時的にメンタルが落ち込んだ人でも使える!」と思いました。

このメソッドを日本に伝えてくれた方々は、個性的でユニークな存在でした。

彼らが創り上げる「場」はあたたかくて、ほっとできて、慈愛を感じられ、そこにいるだけで癒される感じがしたのです。

「こんなふうに、あたたかく芸術的な空間をつくりたい!」という想いがありました。

「集まる機会をつくってほしい」という要望もあり、メンタルヘルスの勉強会やオンラインでの「かむつどい」を始めるに至りました。

心がいい状態であるために、あるいは心の調子をよくするために、自分を変えたり人を責めるのではなく・・・

「人と人との関係性」に注目して、具体例を通して学んでいこうという場です。


『かむつどい』とは

メンタルヘルスの分野からうまれたIPS(意図的なピアサポート)をベースに、問題解決ではなく、お互いにとって学びを生み出すような会話を学び実践していきます。

ピア=同じような背景を持つ仲間

ピアサポート=同じような背景を持つ者同士が支えあうグループ

IPS(Intentional Peer Supourt)=意図的なピアサポート

ピアサポートとは、同じような背景を持つ人同士がお互いに支えあうこと。

「意図的な」とは、お互いの物の見方に気づけるような関わりを意図しています。

このIPS勉強会を対面で行ってきましたが、遠方の方や子育て等で外出しにくい方でも参加できるようにオンラインでも始めました。

対話が中心ですが、無意識は身体に現れるので、身体に意識を向けることもとりいれています。最初にマインドフルネスや瞑想などでクリアにすることから始め、日常の肩書や役割などをわきに置いて本来の自分らしさをとりもどしていきます。

最初にみんなで「この場のガイドライン」を話し合います。

安心してその場にいられて、発言もしやすくなります。

「かむつどい」=「神集い」


古事記に出てくる神々は、何かことが起こると寄り集まって話し合っていました。私たちも1人で孤立するのではなく、神々のように集まってお互いの体験から学びあい成長していく、そんな関係性がこの場から広がっていく、その思いで「かむ(神)つどい」と名付けました。

かむつどいでは、人との関係性の新たな関わりを体感することができます。
お互いの経験から学びあい成長する関係性を、家庭や職場など身近なところで広げていってもらいたいです。

こんな経験ありませんか?

私たちは、つい本心ではないことを口にしたり、言い方を間違えてしまったりすることがあります。
その言葉で相手が傷つき、つながりが切れてしまうこともあります。
グループワークに参加すると、自分の深いところに気づけるようになります。
そうして自分らしく、ラクに人と関われるようになるのです。

こんなお悩みありませんか?

・話がうまくまとまらず、想いを言葉にするのに時間がかかる
・「助けて」が言えずに1人で抱えて苦しくなる
・同じような思考がグルグルして、答えが出ない
・感情の浮き沈みやイライラして人にあたることがある
・職場で違和感を感じているけれど、周りにわかってもらえない
・「どうしよう」「困った」と感じることがあってもうまく伝えられずモヤモヤする
・深い部分を話せる人が周りにいない
・人と関わりたいけれど、大人数は苦手

こんな方におすすめ

・パートナー、子ども、友人など大切な人とわかりあいたい
・職場の人間関係をもっとよくしたい
・医療・福祉・教育など人をサポートするお仕事の方
・想いや気持ちを話せる仲間がほしい
・気分の浮き沈みを安定させたい
・メンタルヘルスや人の役に立つことに興味がある
・対話やピアサポートに興味がある

参加するとどんないいことがあるの?

 
・自分の本当の気持ちに気づけて表現できるようになる
・自分らしく人と関われるようになる
・想いや気持ちを表現しやすくなる
・深く話せる仲間ができる
・身体がほぐれてゆったりリラックスできる
・自分の心が落ち着いておだやかになってくる
・自分のことも人のことも受け入れられるようになる

 

グループワークで得られるもの

 
・自分を見つめる時間、向き合う時間がもてる
・より本来の自分らしさが見えてくる
・自分の在り方が変化していく
・お互いから学び成長しあう関係性が学べる


開催概要

【オンライン】

・場所:オンライン

・第2土曜日9:00~11:00

・半年ごとに募集(4~9月/10~3月)

・定員:6~7名

【対面】

・場所:鹿児島市

・第3土曜日14:00~16:00


これまで参加したみなさまの声


・参加するのが毎回楽しみです

・ここに来ると、自分らしさに戻れるような感じがします

・他の講座は緊張するけれど、ここは安心していられる

・まっさらな自分になれた気がする

・みなさんの話を聴いてそんな思いを抱えてすごしていたんだ…

・人とつながり直せるんだなあ、と希望が持てました

・ここにつながれてよかった

・自分のことを考えたり深堀りする時間でした

・参加前は頭がふわふわしていたけれど、参加後は地に足がついた感じ


参加してよかったこと

・自分を感じることを知れたこと
・えりぃさんと、かむつどいの仲間に出会えたこと

・自分の表面やコミュニケーションのテクニック(技)を磨いて、いったんスタートラインに立っても思っていたことと現状のギャップに悩んだり続けられなくなることが多い。
そんな時に必要となる大切なところの整え方を知ることができた。


グループワークを体験した方の感想

「えりぃさんのワークを複数の人と一緒に受けていると、自分以外の人のいろんな話を聴く中で自分がどんな受け止め方をしてるのかどう感じてるのか・・・

人との違いや、自分の受け取り方がなぜそうなのか理由がなんとなくわかるようになって、

それまで考えたことのなかったようなことを考えるようになりました。

そうすると、人と関係するときの自分が俯瞰的に見れるようになって、だからこんな時にこんな思いをしてたんだ・・・

だからこんな人を目の前にするとこんな思いがしてたんだ・・・
というように

それまで気づいていなかった自分の内側の理解度が深まった感じがして、どんな人や事象が目の前に現れても以前のように自分の心が揺れ動くことが少なくなりました。


メッセージ

問題が起きると私たちは、人を変えようとしたり、自分を責めてしまいがちです。

グループワークでは、問題解決でなく「人と人との関係性」に注目しています。

「私はどのように物事をみているか」「どのように聴いて、話しているか」と自分に気づいていくことからスタートします。

人とどのようにつながるのか、どこへ向かうのか、といったことを具体例を通して学んでいくのです。

普段はスルーしてしまうような内側の感覚に意識を向けてみましょう。

心の奥にあるものをそっとすくって眺め、その場に出してみるのです。

言葉になる以前の泡のようなものを感じながら、言葉にし、表現します。

この場をどんな場にしたいか、お互いから学びあう関係性であるため、共有しておきたいことなどを毎回みんなで決めていきます。

ルールも、一緒につくりあげていく感じ。

対話をベースに、身体の感覚に意識を向けることも大切にしています。

マインドフルネスや瞑想、身体や呼吸に意識を向けることで、より深い部分とのつながりを強くしていきます。

「こうすればメンタルが良くなる」といった表層意識だけでは、人間は変われません。

魂が震えるような経験は、無意識や潜在意識といった目に見えない部分に影響します。

心の深い部分が変化することで、人間は自然に変わることができるのです。

今の社会の方向性に、違和感や生きづらさを感じている人は多いです。

日常にまぎれて「仕方ない」とそのまま流されている状態かもしれません。

古事記に出てくる神々は、何かことが起こると寄り集まって話し合っていました。

私たちも1人で孤立するのではなく、神々のように集まってお互いの体験から学びあい成長していけたらいいなと思います。

そんな関係性が広がっていく起点になってほしいとの思いをこめて、「かむ(神)つどい」と名付けました。 

対話の場を家庭や職場で広め、よりよいものに発展させる方が、仲間に加わっていただければ幸いです。


申込はこちら

 グループワーク「かむつどい」の申込は、こちら↓

<申し込みフォーム>

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeslKd4ZLEKyZGpgpJvyKW0-d40hzgip5UFj8ThKhhHdZF9DQ/viewform?usp=sf_link

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ファシリテータープロフィール

えりぃ

家族が事故で障害を負ったのをきっかけに大学で福祉を学び、国家資格精神保健福祉士を取得。卒業後は施設や病院で勤務し、1000件以上の相談支援を行う。出産後、アレルギー治療のため食、自然療法、整体等を学び、妊娠・出産・子育てのNPO活動を行う。メンタルヘルス分野のWRAP(元気回復行動プラン)・IPS(意図的なピアサポート)を学び、仲間とグループワークを開催。お産を語る会やメンタルヘルスの勉強会、講座等多数開催。現在は、女性のためのメンタルサポートとして、オンライン・対面でのグループワーク、勉強会などを開催している。

プロフィールページはこちら↓

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