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なぜ、成績優秀なアスリートは必ずしも名コーチになれないのか?🤔

スポーツの世界では、トップアスリートたちの輝かしい活躍に目を奪われがちですが、その裏には意外な側面が隠されています。ノッティンガム・トレント大学の研究によれば、優れたパフォーマンスを発揮するためには、時に「腹黒さ」が必要とされることがあるのです。この記事では、その詳細を探り、なぜ優秀なアスリートが必ずしも名コーチになれないのかを考察します。

勝負強さとダークトライアドの関係💪🖤

トップアスリートが持つ「ダークトライアド」とは、ナルシシズム、マキャベリアニズム、サイコパシーという3つの性格特性の集合体です。これらの特性は、一般社会では否定的に捉えられがちですが、エリートスポーツの世界では利点となり得ることが示されています。

  • ナルシシズム:自己愛が強く、自己の利益を最優先する傾向があります。

  • マキャベリアニズム:操作的で計算高い行動を取る傾向があります。

  • サイコパシー:衝動的で共感性が低い性格特性です。

これらの特性が高いアスリートは、競技において勝利を追求するために必要な冷酷さや自己中心性を持ち、他者に影響を与えることができるのです。

アスリートとコーチの関係における性格特性の影響🤝

研究によれば、元アスリートであるコーチが「ダークトライアド」の特性を持っている場合、同じくその特性を持つアスリートとの関係がうまくいかないことが多いとされています。具体的には、以下のような傾向が見られます。

  • ナルシシズム:コーチがナルシシストであると、アスリートのニーズに応えにくく、信頼関係を築くのが難しくなります。

  • サイコパシー:コーチがサイコパシーの特性を持つと、選手に対する献身性が低くなり、選手は安心感を得られません。

  • マキャベリアニズム:コーチがマキャベリアニズムの特性を持つと、選手を褒めることが少なくなり、選手の協力性が低下します。

スポーツ心理学的分析🧠

優秀なアスリートが名コーチになれない理由は、彼らが持つ強い信念とスタイルにあると考えられます。選手時代に築き上げた「必勝法」が他の選手に必ずしも適用できるわけではなく、その信念が独断的な指導スタイルを生み出し、選手との関係を阻害することがあります。指導者としては、自分のスタイルや信念に固執せず、客観性を持ち続けることが求められます。また、ナルシシズムは加齢と共に低下することが報告されており、経験を積むことで指導者としての円熟が進む可能性があります。

笠原彰プロフィール:
作新学院大学メンタルトレーニング教授
とちぎスポーツ医科学センター協力心理相談員 https://tis.or.jp/contact/
プロメンタルコーチ
自己肯定感養成プロコーチ
ライフバランスアーティスト
健康運動指導士
メンタルヘルスファーストエイダー
メンタルヘルス運動指導員

アスリート、コーチ、指導者、ビジネスマン、音楽家など、人生をより豊かにしたい全ての方の挑戦をサポートします。
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