脳が覚える美味しさの危険⁉️アスリート必見の食習慣改革術
🍔なぜジャンクフードを食べたくなるのか?脳が教える「食の嗜好」とは?
脂っこいフライドポテトや甘いスイーツが無性に食べたくなること、ありませんか?
🤔 実は、これには脳のメカニズムが深く関係しているのです!
最新の研究結果をもとに、高脂肪・高糖質食品がどのように私たちの嗜好や脳の働きに影響を与えるのかを解説します。
そして、スポーツ心理学的な視点から、この問題への対処法も考察していきます💡。
高脂肪・高糖質食品が引き起こす脳の変化🧠
ドイツ・マックスプランク代謝研究所の研究によると、高脂肪・高糖質食品を摂取することで、以下のような脳内変化が確認されました:
低脂肪食品への嗜好性が低下:8週間にわたり高脂肪・高糖質ヨーグルトを摂取したグループでは、低脂肪食品(例:脂肪0%プリン)への嗜好性が有意に低下しました。
高脂肪食品への反応が増加:ミルクセーキなど高脂肪・高糖質食品に対する脳の反応が、中脳や前頭前野などで増加しました。
学習能力への影響:意外にも、高脂肪・高糖質食品を摂取したグループでは、食事とは無関係な連合学習能力(視覚と聴覚の対応付け)が向上しました。この際、海馬や島皮質など記憶や感情に関与する部位で神経活動が活発化していました。
これらの結果から、高脂肪・高糖質食品は単なる「太る原因」ではなく、私たちの脳回路そのものを変化させる可能性が示唆されています🍩。
なぜジャンクフードはやめられない?中毒性の正体🔄
私たちがジャンクフードを欲する理由には、以下のような要因があります:
ドーパミン系の活性化
高脂肪・高糖質食品は、快楽ホルモンであるドーパミンを大量に分泌させます。この快感は「報酬」として脳に記憶され、再び同じ食品を求める行動につながります。嗜好性の強化
先述した研究でも明らかなように、高脂肪・高糖質食品は、その摂取頻度が増えるほど嗜好性が強化されます。つまり、「食べれば食べるほど好きになる」という悪循環です。環境要因
ファストフード店やコンビニなどで簡単に手に入る環境も、この中毒性を助長しています。目に見える場所にあるだけで欲求が刺激されることも少なくありません🍟。
スポーツ心理学的視点から見る対策🏋️♂️
スポーツ心理学では、「行動変容」を促すために以下のようなアプローチを推奨します:
1. 意識的な目標設定🎯
自分自身で「健康的な食生活」を目標として設定し、それを具体的な行動(例:週3回は低脂肪・低糖質食品を選ぶ)に落とし込むことが重要です。目標設定理論によれば、具体的で達成可能な目標は行動変容を促進します。
2. 環境デザイン🌿
誘惑を減らすためには、環境そのものを変えることも有効です。例えば、自宅や職場でジャンクフードではなくヘルシーなおやつ(ナッツや果物など)を常備することで、不健康な選択肢を避けることができます。
3. マインドフルネス実践🧘♀️
食事中にマインドフルネス(意識的注意)を取り入れることで、「本当にお腹が空いているか」「その選択が自分にとって良いものか」を冷静に判断できます。これにより衝動的な過食を防ぐ効果があります。
4. ポジティブリインフォースメント✨
健康的な選択をした際には、自分自身にご褒美(例:お気に入りの映画を見る時間)を与えることで、良い習慣を強化することも可能です。
エビデンスベースド分析📚
本研究は、高脂肪・高糖質食品が嗜好性や脳内神経回路に与える影響について新たな知見を提供しています。
特筆すべき点として、この影響は体重や代謝パラメータとは無関係であったことです。これは、「太るから避ける」という従来の認識だけでは不十分であり、「脳機能への影響」も考慮した包括的なアプローチが必要であることを示唆しています。
また、スポーツ心理学的には、このような嗜好性変化や報酬系活性化への対策として、行動療法や環境調整、認知リフレーミングなど多角的アプローチが有効と考えられます。
笠原彰プロフィール:
https://lit.link/mentalabo
https://lin.ee/9ksbwdg
作新学院大学メンタルトレーニング教授
とちぎスポーツ医科学センター協力心理相談員 https://tis.or.jp/contact/
プロメンタルコーチ
自己肯定感養成プロコーチ
ライフバランスアーティスト
健康運動指導士
メンタルヘルスファーストエイダー
メンタルヘルス運動指導員
1252公認 女子アスリートコンディショニングエキスパート検定2級
アスリート、コーチ、指導者、ビジネスマン、音楽家など、人生をより豊かにしたい全ての方の挑戦をサポートします。
専門的な知識を習得したプロメンタルコーチとメンタルアスリートを養成しています。完全個別指導でプロメンタルコーチとアスリートを養成します。
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