やっぱり気になる不眠の事
うつ病につきものなのが、「不眠」。
うつに悩む人の約9割が、不眠を訴えるという調査結果もある。 多くの場合、最初、気分の落ち込みだけでは医者に行こうとは思わない。 眠れない日が続いて初めて、内科やメンクリを受診する。
眠れないのは本当に辛い。
不眠の原因は、まずストレス。 ストレスが体内のコルチゾールのノルアドレナリンの分泌させることで、眠れなくなるという。 これが一時的なら、まだ耐えられる。 ストレスが低減しても不眠が残り続けるのが、とても辛い。 それがうつ病に繋がる。
「眠れない」と医者に訴えると、睡眠導入剤が処方されます。
マイスリー、ハルシオン、レンドルミン、ロルメタゼパム、デパス、サイレース、エスタゾラム、スボレキサント、ドラール などなど。 ポケモンかよって!突っ込みたくなるほど色々あります。
短時間しか効かないやつもあれば、長時間用も。 それぞれに指針はあるけれど、合う眠剤とマッチングできたら、睡眠障害は改善していくという。 その為に、効く効かないを積極的に相談した方が良いというよ。 眠剤飲んで眠りに引き込まれそうになって、やっぱりダメってのが本当に辛いと聞きますから
睡眠のお助け、色々ありますが、「五感」にかかわる方法が多いと思う。
「視覚」は、朝日を浴びる事や、寝る前にブルーライトが出ているスマホなどを見ないようにする。
「聴覚」はリラックスできる音や音楽で、気持ちを落ち着かせたりとか。
「嗅覚」はアロマはどう? ラベンダー、ネロリ、ベルガモット。 イランイランはうつな時やPMS、更年期にも。 「触覚」はマッサージ。 してもらうのもいいし、自分でも。 アロマオイルとの組み合わせも。
「味覚」はハーブティ。 カモミールやローズヒップ、オレンジフラワーとか。
あくまで、お助け。 でも、自分なりのリラックスできる時間を作るのも良いと思いますよ。 アロマは、匂いに敏感な人は控えめに。 余談ですが、若い頃、ジャスミンティーやレタスの葉は眠りに良いと、歌に影響されてずっと思ってました。 あれは違うんですね💦
ここ20年ぐらい、睡眠と関わりが深い「オレキシン」という神経伝達物質の研究が進んでいる。 オレキシンは、起きている状態を脳内でコントロール役目を持っているそうです。
例えば夜にオレキシンが活発に働いていると不眠になるし、不足すると日中に眠気を催すナルコプレシーになるそうです。 また、オレキシンは食べる事にも関わっていて、調節が崩れると、摂食障害にも繋がることも。
眠剤の「ベルソムラ」や「デエビゴ」は、オレキシンを抑えて眠らせようとする薬だそうです。
じゃあ、オレキシンを自分でコントールできなものだろうか? まだまだこれからさらに研究されていく分野みたいです。 ただわかっている方法として、食事の時間をルーティン化することや、食べる時によく噛む事が、オレキシンの調節にはいいそうです。 よく噛む事って、セロトニンにも良いんですよね。
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