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「趣味や価値観だけではうまくいかなかった恋愛」
ほったらかしになっていた、note再開せねば…と。
まだまだ、プライベートで、色々重なる年齢なのかもしれない…。
お付き合いさせていただいた方がいたけど、やはりうまくいかず…。
相手も、色々と問題点があった方なので、お互い難しかったのかもしれないけど、人間関係の学びにもなった。
人生は、大海のようで、人間関係は、波のよう…
引いていったり、押し寄せたり…なのかな?
と。人間関係は難しい、永遠のテーマ。
私みたいな色々と、バツがついたような人間は、なかなか難しいのかもしれないと感じる。
受ける相手が、かなりタフじゃないと、ギブアップしてしまうのかも。
私たちは、同じ趣味や価値観を持っていた。それがきっかけで惹かれ合い、自然と一緒にいる時間が増えていった。音楽や映画、休日の過ごし方まで、共通の楽しみが多かったから、これからの人生も一緒に歩んでいけると思っていた。お互いの趣味や価値観が合うことが、関係の基盤になると信じていた。
でも、それだけでは恋愛はうまくいかないことに、気づくのにそう時間はかからなかった。私たちの間には、表面的には見えなかった「違い」が存在していたのだ。
彼は、いつも「君は僕のパートナーだ」と言ってくれていた。私も彼と同じ未来を思い描いていた。けれど、ある日彼が心に抱えていた本当の気持ちを知ることになった。彼は、まだ前の家族、特に前妻との子供たちに対する思いを強く抱えていた。彼は、新しい関係を築こうとしていたけれど、心のどこかで前の家族から完全に離れられていなかったのだ。
「彼と一緒にこれからの時間を共に生きていきたい」と思っていた私の気持ちとは裏腹に、彼は過去と現在の間で揺れていた。前妻との子供たちに対して、父親として何かをしてやりたいという強い気持ちが、彼の中でずっと消えることなく存在していた。私たちが向かうべきだと思っていた未来が、実は全く違う方向を向いていたことに、私は気づいた。私は、本当に悲しかったし、傷ついた…。「都合のいい女なんて風に見ていない!」と怒っていたけど、結果私のレベルの本質を見抜いてくれていなかったのだと思う。
彼が過去の家族に向ける思いを否定することはできなかったし、理解しようとも思った。でも、同時に、それは私が彼と共に歩んでいきたいと思っていた未来とは違っていたのだ。
趣味や価値観が合うだけでは、恋愛はうまくいかない。同じ方向を見て、同じ未来を描いているかどうかが重要なんだと痛感した。彼の気持ちがまだ過去に強く引き寄せられている限り、私たちが一緒に未来を築くことはできなかった。それが現実だった。
彼はきっと、愛情よりも、お金の人だったのだと思う…。
時間か、お金か…。
私は、時間の人だった。
会話や、その人の態度や行動で、その人となりが出る。だからこの歳になって、相手のレベルやどんな人なのか、わかるように自分なりになった。
「愛情よりも実務的な関係を求めていた彼」
一緒に過ごしていく中で、私は彼に対して愛情を持ち、共に歩んでいきたいと心から思っていた。でも、ふと気づいたのは、彼が私に求めていたものは、愛情よりも実務的なパートナーシップだったのかもしれないということだった。
ある時、私は彼に「幸せって何?」と問いかけた。どんな未来を望んでいるのか、どんな風に一緒に幸せを感じていきたいのかを知りたかったからだ。彼の答えは、私が想像していたものとは全く違っていた。
「わからなくなった。幸せはないのかも?」彼はそう答えた。
その言葉を聞いた瞬間、私は何かが壊れていくのを感じた。私たちが築いてきたと思っていたもの、その先にあるはずだった未来の光が、急に遠ざかっていくように感じたのだ。
彼の言葉には、まるでこれまでの時間が無意味であるかのような響きがあった。そして、その後の彼の発言は、私をさらに深く傷つけた。彼が何気なく放った言葉には、私の存在を軽視しているかのような冷たさがあった。
彼がどんなに疲れていたとしても、どんなに心が迷っていたとしても、その言葉は私を打ちのめした。本当に悲しかった。愛情を注いできた相手に、そのような言葉を向けられるとは思ってもいなかった。
結局、彼が私に求めていたのは、実務的なパートナーとしての役割だったのかもしれない。日常のタスクを共にこなすための存在で、愛情や心の繋がりは、彼にとって二の次だったのだろう。私は、彼にとっての「パートナー」であろうとしたけれど、その意味が私たちの間で大きく食い違っていた。
そのズレは、いつの間にか大きな溝となり、私たちの関係を深く蝕んでいったのだと思う。今振り返ると、彼が抱えていた「幸せの迷子」は、私たちの未来を曇らせてしまっていたのかもしれない。
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