【精神疾患】治りたいけど治りたくないという自己矛盾
私のように精神疾患歴が14年と長くなってくると、治りたいけど治りたくない、という自己矛盾が生まれる時がある。
治りたい気持ちはもちろんある。
この鬱めいた気分も、漠然とした倦怠感・不安も、頭をぼんやりさせる向精神薬も、過食嘔吐も下剤乱用も無くした、何にもなかった時の自分に戻りたい。
それと、同時に、治りたくない自分もいることも確かのように思える。
精神疾患が無くなったら、『あの人は仕方ない・可哀想なやつだなと』思われることはなくなるのではないか。
ぼんやりした頭と毎日がすっきりしたら、より辛い本当の現実に、より辛い現状に向き合わなければならないのではないか
治らないということが心理的安全、依存にもなっているのだと思う。
そして、自分が精神疾患であることのアイデンティティーが確立されてきてしまっている。
だから、漫然と薬を飲むし、今日も箇所をひた後、下剤乱用をしてしまう。
治りたいけど治りたくない。
この自己矛盾と向き合うには、自分に何が足りないのだろうか。
こういう悶々とした時は読書をして、早めに寝よう。