【断酒・アルコール依存性】アルコールの病に魔法の薬は存在しない
下記のような記事を見掛けました。
飲み過ぎて、翌朝、頭痛や吐き気などの二日酔いの症状に苦しみ、大後悔。分かっちゃいるけどやめられない――そんな人に朗報だ。北欧フィンランドで二日酔いに効く物質が特定された。
米FOXニュース(8月19日付電子版)などによると、お酒飲みの福音とでもいうべき物質は「Lシステイン」というアミノ酸。
酒飲み時代だったら、『これは朗報』とAmazonで『Lシステイン』を調べサプリメントを購入していたことでしょう。
酒飲みにとっては少しでも酒を飲んで良い理由を探したい所。飛び付きたい、心の拠り所にしたい、免罪符にしたい気持ちは痛い程良く分かります。
私もしじみ○○○分の効果等、肝臓に効くらしきサプリメント良く飲んでました。結果は脂肪肝にもなり、アルコール依存性になりました。
冷静に考える必要があります。
1回の飲み会で飲み過ぎればそもそも急性アルコール中毒になる危険もありますし、それが常用化すればアルコール依存性になるかもしれません。
現時点では急性アルコール中毒、アルコール依存性を完璧に治す魔法の薬は存在しません。
Lシステインによって二日酔いの酷さが100から80位になるのかもしれませんが、飲まなければ二日酔いは0です。急性アルコール中毒になることもありません。
冷静に飲まないことが一番の薬なんだと、心に刻んで置きましょう。