バリ島旅行④バリ観光3〜4日目:ウルワツ寺院、ショッピング、スミニャックビーチ
3〜4日目はあんまり動いていないので今回まとめて書きます。
3日目開始
旅行は3日目を迎え、中盤戦です。
今日は遅めの朝食です。
ヴィラ・アイル・バリ プール編
今日の予定は15時からカーチャーターでウルワツ寺院に行く、それだけです。
せっかく素敵なヴィラに泊まっているので、ヴィラでゆっくりする日も作りたかったのです。
という訳で、プールでチピチピチャパチャパします。
浮き輪を貸し出してもらえるとのことだったのでフロントにお願いしたところ、魚のしっぽ付きの陽気な浮き輪を届けてくれました。
サイズは大人用で、結構デカかったです。
私は息継ぎの仕方が分からないまま義務教育を修了してしまったので、水場とかいう場所は本当に死のリスクが高いんですよね。
さらに、こちらのプールおそらく床に軽く傾斜がついていて、最深部は140センチとのことで、私としましては、ギリといった感じでした。
ですので、浮き輪にしがみつき、夫に妨害されながらもなんとか、溺れずにプールを満喫できました。
せっかくだから試しに頭を全部水中にいれてみようと思い、浮き輪から抜け出して頭を突っ込んでみたんですが、穴という穴から水が入ってきてもう駄目になりました。
浮き輪でぷかぷかするのは気持ちいいですね。天気が良くて肌がジリジリと熱いです。
いよいよバカンスらしくなってきたのではないでしょうか?
夫はこの時すでにプールに飽きて、Grabで昼ごはんを探していました。
私は引き続きプールで浮かんでいたのですが、昼食をどれにするか選んでほしいと騒ぐので、私もプールを後にします。
プールは上がる時が寒いし、張り付いた水着を脱いで着替えるのがだるすぎる。
外に置いていたタオルはめちゃくちゃあったかい。
その感覚を久しぶりに思い出したのでした。
さて、今日の昼食は、バーガーキングです。
私たちは日本でバーガーキングを食べたことがなかったんですよね。そういう訳で頼んじゃってます。浮かれていますね。
ウルワツ寺院
昼食を終えてノロノロしていると、もう15時です。
カーチャーターのお迎えが来てくれました。
昨日に引き続き、ドライバーはスマディさんです。
今日はスマディさんは来られないので、彼の友達が担当すると聞いていたのですが、何事もなかったかのように現れるスマディさん。
その堂々たる姿を前に、何故なのかは聞けませんでした。
今日はウルワツ寺院にいってケチャダンスを見て、夕食を食べて帰るというシンプルなプランなので、スマディさんもまっすぐ目的地に連れて行ってくれました。
ウルワツ寺院のケチャダンスはバリ島の有名な観光スポット?なのですが、沈みゆく夕陽をバックにケチャダンスを鑑賞でき、そのサンセットが美しいと有名なんですよね。
ケチャダンスは18時〜と19時〜の2回開催されますが、サンセットが見られるのは18時〜の時間帯なので、私たちも18時〜の回を予約しています。
渋滞していたようで、到着したのは17時ごろ。
私はサロン、夫は腰紐というものを貸してもらい、寺院に入ります。
スマディさんも受付をして、中についてきてくれました。
ちなみにバリ島のヒンドゥー教寺院は、血は不浄とされているため生理中の場合立ち入り禁止とのことです。
ウルワツ寺院のケチャダンス会場は寺院内にあるので、どういう扱いなのかスマディさんに聞いたところ、生理中立ち入れないのは、敷地内の境内付近の一帯の部分だけ、とのことで、それ以外の敷地内はOKとのことでした。ケチャダンスのステージ鑑賞も勿論OKです。
寺院内にケチャダンスのチケット交換所があるので、klookで事前予約したQRコードを見せて、チケットと日本語版パンフレットをもらいます。
スマディさんによると、17:15頃から会場が開くので、それまで散策して待つよう言われました。帰りの合流の場所を教えてもらい、ここで一旦スマディさんと解散です。
言われた通り敷地内を散策します。
実はこのウルワツ寺院にも、野生の猿が生息しているんですよね。
しかもこの猿はモンキーフォレストの猿よりも凶暴だと各所で見ていたので、昨日モンキーフォレストで猿と揉めたばかりの私は、決して、決してお猿さんとトラブルを起こさないよう細心の注意を払いました。
↑モンキーフォレストでの猿との触れ合いはこちら
ウルワツ寺院の猿はサングラスやペットボトルを盗むと聞いていたのですが、特にそのような被害は受けずに、無事に何もトラブルなく散策を終えることができました。
戻ってくると入場し始めているようなので、入場列に並びます。
日も少し落ちてきました。
スマディさんによると、一見会場の前方の方がいい席のように思えるが、会場はすり鉢状になっているため、後方の席の方がサンセットが見やすいので後方を狙った方が良いとのこと。
しめしめと、割と空いている後方の、夕日の真ん前のエリアを無事確保できました。
開演は18時なので結構待ちます。
サンセットがよく見える席ということは、日差しが最も照りつける席ということなんですよね。眩しくて眩しくて、ここで初めてサングラスを正規の目的で使用しました。
目が楽で楽で、すばらしい補正器具ですね。
ケチャダンスはインドの叙事詩『ラーマーヤナ』の物語に沿ってストーリーが進行していきます。
ほぼ全編英語かつ展開も早いので、ダンスの身振り手振りを見ているだけでは何が何だかという感じだと思います。
日本語パンフレットにはラーマーヤナのあらすじが書いてあるので、この待ち時間で内容を必死に読んだ結果何となく展開についていけました。
客席は満員になり、夕陽もどんどん沈んでいきます。
ケチャダンス
なんか写真だめそうだったので上映中の写真はありません。
たくましい上裸の男性たちが輪になり、声だけでグルーブ感を作り上げていきます。
最もプリミティブなハモネプという印象ですが、ドラムなどの楽器の再現としての声ではなく、「ンパンパンパンパンパ!」みたいなあからさまな人間の声がリズムを刻み重なり音楽となっていくのが、なんかむしろ音楽そのものを人間が身一つで体現している感じがして迫力がありました。
スキャットマンみたいな特徴的な声のおじさんのがなりがアクセントになっていて良かったです。
ラーマーヤナの物語の登場人物を演じる役者たちは、めちゃくちゃ華美な衣装に舞台メイクで登場し、男性たちの輪の中心で物語を演じていきます。
華美で絢爛な役者陣に対し、演奏隊は半裸の人間の声でやるというスタジオジブリ的ストイックさを感じられ、なんとも対照的なものが混ざり合いエネルギーを放出する中なんか火も飛び交っていて(ファイアーダンス要素もある)、なかなか見応えがありました。
ケチャダンスがどうやって今の形態になって行ったのか気になります。
ちなみに客いじりもあります。
客席に演者が入り込んできて、選ばれた客が絡まれるみたいな演出がありました。あとは前方のお客さんに、一緒に踊ろうよ!的な絡みがあり、ヒジャブのお姉さんが立派に踊り出ていました。肝が冷えます。
基本英語で進行していくのですが、途中コメディシーンで日本語を喋ってくれていました。英語、インドネシア語(?)、日本語くらいだったと思うので、好待遇でびっくりしました。
バリ島にいると、過去そこにやってきた日本人たちの存在も色濃く感じられます。
ファイアーダンスは藁を燃やして足で踏んで消火するというどことなく雑な感じで、火災の危機を忘れさせてくれずハラハラしました。
サンセットについてですが、夕陽が沈む瞬間は曇っていて見られなかったのですが、その後空全体が染まっていき、何となく見ることはできました。
確かに綺麗でございました。
終演後は演者と記念写真撮れるって言っていました。が相当並びそうです。
会場は1000人以上入るらしいので、スマディさんと合流するだけで一苦労でした。
道中にも猿がたくさんいて、めちゃくちゃ交尾してる猿を見かけたりしながら車に辿り着きました。
帰宅
夕飯はどうするか聞かれ、前日話していた通りシーフードディナーに行く意思をスマディに告げました。(この時点では夫がメニューの金額を1桁少なく勘違いしていたため)
帰りも渋滞で、ジリジリと車が進んでいきます。
ここまで書いていなかったのですが、実はこの日ずっと喉が痛かったのです。
ヴィラの寝室の冷房がガンガンだったのでそれで乾燥したのかなーとか思っていたのですが徐々に体調全体が悪化していき、車に乗っている間も悪化が加速していっていました。
寺院にいる時点で体調が悪かったので夫には伝えていて、夫も車酔いか吐き気を訴えていて、ちょっとディナーという状態ではないかも、とは思いつつの強行突破のつもりだったのですが、ディナーに向かう道中、いよいよちょっと無理かも、帰りたいかも、と思い始めてきました。
その時、ちょうど夫がこちらの体調を確認してくれて、私がNGの意思を示すと、スマディに「すみません、体調が悪くてやっぱ無しで」とキャンセルの意思を伝えてくれました。
なんて思いやりに満ちあふれた配偶者でしょうか。
スマディは、シーフード嫌なら肉のところもあります、と粘っていました。私たちが本当に行く気がないと分かった後は、少し冷えた様子でしたが、ヴィラに向かってくれました。
車内には沈黙が流れます。
途中、車の後方からゴッ!という鈍い音がしました。
スマディが車から降りて、後方の運転手と会話をしています。どうやらぶつかられたらしいです。
スマディは無言で戻ってきて、そのまま走り出しました。
夫が状況を尋ねましたが、大丈夫とのこと。
冷え冷え車ではありましたが、無事ヴィラまで送り届けてくれました。
チップを渡し、スマディともにっこり別れました。
私は熱っぽくて完全に何かだなと思ったので、即シャワーを浴びて即寝しました。
ちょうど体温計を持ってきていたので測ったところ、確か37℃後半ほどの発熱がありました。ガビーン!
夫はGrabでケバブを食べたみたいです🎵
4日目開始
おはようございます!
この日はバリサファリを満喫する予定だったのですが、目覚めた後も7℃台の発熱があったので泣く泣くキャンセルしました。
朝早く出かける予定だったので、7時から朝食です。
朝食を食べ終えたらまた一眠りします。
ぐっすり眠って起きると、昼前には平熱に戻りました。
体調も、Xのレスバをジロジロ見られるくらい復活しました。
昼食も食べちゃいます!
鬼リピのミーゴレンちゃんですね🎵
すぐ回復したので、なんか風邪だったのかしら・・・?
という感じで、昼過ぎから出かけることにしました。
ビンタンスーパーマーケット
スミニャックにある大きなスーパーです。広くて綺麗です。
品揃えがすごくて、海外のスーパー!という感じです。
観光地価格、みたいな口コミがあったので、お土産は後日その辺のスーパーで買おうかと思い、ここでは何も買いませんでした。
(後日その辺のスーパーに行ったところ、結局ビンタンスーパーの方が若干安かったので、ここで買っておけば良かったです。)
2階もあります。エスカレーターの速度が速くて降りる時焦りました。
日用品やおもちゃ、服などなんでもありました。
夫がトイレに行きたがったのでトイレを探したのですが、見つからず。
ネットで調べると、店外の分かりづらいところにある、みたいな情報を見つけて外をうろついたのですが、結局分かりませんでした。
暇なので、このままGrabで車を呼んで、離れたお土産やさんに行ってみようかと思います!
ビンタンスーパーマーケットでピックアップしてもらうよう手続きして、5分も待たずにドライバーさんが来てくれました。
今回初のGrabでの移動になります。
事前の調べでは、Grabはカーチャーターなどよりビジネスライクで淡々と目的地に連れて行ってくれるだけ、と聞いていたのですが、この時のドライバーさんはめちゃくちゃ話しかけてきました。
何言っているかわからず、ん?😅という顔をしていると、Google翻訳を駆使して意思疎通してくれました。買い物待ってるから次の目的地も連れて行くよ!みたいな営業もされて、ガッツがすごかったです。(断りました)
ケランジャンバリ
なんかめちゃくちゃ変な場所でした。
私が旅程にくみこんだのですが、なんでここを入れたのかあんまり記憶がないです。
Googleマップの口コミの、変なぬいぐるみが大量に置いてある写真に惹かれたような気がします。
色んな撮影スポットや変わった商品があって大きくて楽しい商業施設、みたいな口コミだったので楽しそーくらいに想像していて、実際行ってみたら、まあ間違ってはいないのですが、なんかやけに広くて謎のアミューズメント感とそれに対して閑散とした感じが、かえって悪夢っぽくなってしまっていました。
ずっと、「ケ〜ラジャン🎵」という能天気なテーマソングが流れていて、なんか嘘のテーマパーク感が凄いんですよね。
この妙ちきりんさは海外ならではという感じもあり、異様で不気味な感じが好みな私としてはなかなかアリだったのですが、夫は終始、ここは一体?という感じだったと思います。
ここではなんか愉快な買い物をしました。
こうしてみるとだいぶリーズナブルでいい買い物をしたと思います。
猿の枕は首を通してみたらだいぶ苦しかったので枕じゃないかもしれません。座布団としても使えそうですね。これは正直要らなかったです。
黄色いセットアップは、バチェロレッテ3のあきさんが着ていそうだということでチョイスしました。バチェロレッテ3はバリで開催されたので、バチェロレッテゆかりの地でもあるのです。
続いて、Grabでスミニャックビーチに向かいます。
今回のドライバーは最初の挨拶以降特に話しかけて来ず、ドライに送り届けてくれました。最高でした。
スミニャックビーチ
シックスパックビーチの辺りに到着しました。
この辺のビーチはサンセットが人気みたいです。
日が沈む前に到着できました。
泳いでいる人は誰もいなかったので、泳ぐ用のビーチではないのかもしれません。
ビーチはカラフルなクッションと海の家的な建物と、特設ステージで弾き語りをしている人、という1セットの区画が浜辺沿いをずーっと沢山並んでいました。
おしゃれな感じでございました。
スミニャックビーチからヴィラは徒歩圏内なので、ビーチを北方向に歩き、ヴィラに向かいつつ海でお散歩します。
日がどんどん沈んでいき、なんかめちゃくちゃ綺麗です。
オレンジ色に染まっていきます。
空、海、砂浜全てがオレンジに染まってめちゃくちゃ綺麗です。
windowsの壁紙みたいな写真が沢山撮れました。
スミニャックビーチを北に進むと、途中川みたいなやつに砂浜を分断されていたので、そこでヴィラへ帰ることとしました。
帰宅
帰宅中、めちゃくちゃ犬に吠えられました。
バリの犬はスマディによるとみんな飼い犬らしいですが、みんな放し飼いだし、中型犬くらいで筋肉質な犬種が多いので、普通に噛まれそうで怖かったです。
猿は目を合わせてはいけないとのことですが、犬にはどう接したら殺されないんですかね?
今日の夕飯もやはりGrabです。
実は、この時すでに、インドネシア料理に完全に飽きております。
もういいぜ。ということで、インドネシア料理以外のカテゴリで捜索を続け、良さそうだったのがこちら。
ラーメン的なやつ。ラーメン的なやつが食べたくてたまらなかったのです。日本の。
味は日本のラーメンとは違いましたが、インドネシア料理の味付けとはまた違う感じで、おいしかったです!
今日は以上です!
次回、いよいよバリとの別れ・・・・・・
ケランジャンのおっさん!!!!