ハラスメントストッパー <ストリートピアノを始めたのは>
「ハラスメントストッパー」
この11文字の列を、誰かが見てくれることを期待してストリートピアノを始めました。
「ハラスメントストッパー」は、バッジ、名札、栞と変更をかさねて、ストリートピアノを弾くときに見えそうな場所に置いてます。
「見えそうな」というのは、自分が自撮りをしないので、どんな見え方をしているのかがわからないためです。 これもなかなかスリルが有り余ることですので、年内には自撮りして、ピアノを弾いているときの姿勢をチェックしたいところです。
ストリートピアノを弾く前は、「ハラスメントストッパー」と書いたバッジを通勤カバンに付けていました。
一方で、バッジを表示してても、何か目を引くことがなければ誰も見ないだろうし、これは「ただ着けてる」だけじゃないかということがじわじわとわかってきました。
そのころ、たまたま安冨歩先生が出演しているYouTubeを見ました。
マイケル・ジャクソンのDVDの話をなさっていました。
「スーツ着てネクタイしてですね、『世界の問題に立ち向かいましょう』と言ったって誰にも通じないと思うんです」
伝えたい、でもどうすれば。
自分の職場では、ハラスメントはその日も起こっています。躊躇している時間はありません。
この自分がすぐにできることは何か。
知恵の振り絞るにも、そのストックがありません。
時を同じくして、「ピアノの森」をマガポケで読み始めていて、ピアノを弾きたくなり、再開していました。
そのころはまだ電子ピアノを持っていなくて、借り物のキーボードで練習していました。 そして、you tuberさんたちの影響でストリートピアノがたいへん気になっていて、通勤圏内の駅(定期券の範囲内で行き来できる駅)にも設置されていることを知りました。
思いつきました。もう弾くしかない。
「下手ピアノを聴かされる身にもなって」と 批判があるかもしれません。
しかし、ストリートピアノは誰でも弾いていい、というコンセプトがあったような‥‥‥、と記憶を頼りに、駅のピアノに通い始めました。
何を見ても「ハラスメントを止めさせたい」に結び付き、
何かを見てハラスメンを止めさせることにに結びつきそうなら飛びついてました。
そして、ストリートピアノの記録をnoteに投稿しつづけています。