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お金を使うのがこわい
それは突然やってくる。
お金を使うの怖い病。
ベットを新調しようと、お金を貯めているのもあって無駄遣いしないように努めている影響もあるだろう。
昔のように、服や靴やカバンや化粧品がとめどなく欲しい、みたいな欲望はわかないからいいのだけれど。
無駄なものを断捨離をしていくにつれ、余計なものを取り込まない癖が染みついた。
これはいい傾向だと思っているし、おかげさまで快適に過ごしているからね。
お金が無いわけではないのに、ケチケチしてしまう。
しかし、お金が無いと言ってはみたが、潤沢にあるわけでもない。
若い時からローンばかり組んで、阪神大震災の時は被災者として災害援護金を結構な金額借りて、その返済も長かったわ。
まぁ、自業自得と言えばそうなんだが。
お金の苦労は何かと絶えない。
結婚しても子供産んでも離婚しても、常にお金の苦労と共にある人生だった。
借金は無くなったけれど、大手振って安心できる生活かと言われればそうじゃない。
どうなるかわからない未来のために、お金を使っちゃいけないって、残しておかなきゃって考えてしまう。
で、始まるケチケチ生活。
財布の紐を固く締めすぎて、開きやしない。
こうなると必要最小限の買物しかしなくなるし、コロナで遊びに行くことも儘ならぬので、遊ぶためのお金はほとんど出ない。
それはそれで、お金がたまっていいのだが。
しかし、なんか、虚しい。
仕事なんて暇つぶし、なのでやる気は起こるはずもなく。
だからって辞めます!なんて言ったらたちまち生活費やりくりしなきゃいけなくなるから、一応仕事はしてる。
勤めに出るってのは世間体も保てて、一石二鳥なんだけども。
決して派手に暮らしたいわけじゃないんだけど。
ま、そこそこ健康だから、いっか。
なんだかんだ言うても、この年まできたら健康であることが一番だ。
結局、ここに落ち着く、と(笑)