ハイデガーさん、ちょっとなにいってるのかわかんない
前回もそうだったが、放送大学の哲学の授業は骨が折れる。
前回はギリシャ哲学だけの授業だったが、今回は「哲学・思想を考える」というタイトルなので、世界中の哲学者がいっぱい出てくる。
ギリシャ哲学だけでも、ヒーヒー言っていたのに。
理解するのに時間がかかる。
前もこういう表現をした気がするが、固すぎるあたりめを噛んでいるようだ。
長い時間をかけて、ようやく噛みちぎれた(理解できた)瞬間は快感である。
先日中間テストのようなものも終わり、中盤にさしかかっている。
そこで、出たよ、この人。
マルティン・ハイデガー「存在と時間」の著者。
前章までは、なんとか理解できていた。
ニーチェの「神は死んだ」とぶっ飛んだ感じで錯乱するのとか、妹がニーチェの本に関して捏造するとか、なかなか面白かったのだ。
しかし、ハイデガーは難しい。
ノートにまとめようとしても、きちんと理解できていないから、なかなか筆が進まない。
人間の事を現存在って言うよ。
へ?
存在を了解しているという事実から出発するので現存在と呼ぶよ。
あ、うん?
現存在の存在は気遣いだからね。
ええ?
チョットナニイッテンノカワカンナイ
ハイデガーが使う言葉は、私たちが日常会話で使う言葉の意味とは違うものがあり、さらに頭がこんがらがる。
直感だけなので根拠はないけど、ハイデガーが言わんとすることが理解出来たら、「生きやすくなるんじゃないか」と感じる。
早く彼を理解したい、授業だけでは足りない。
現代のありがたいところは、ハイデガーと検索すると解説された動画が出てくる。
有料でもいいんじゃね?というくらい、ボリュームのある解説動画があった。
ありがたや。