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遠近両用メガネを作る

遠近両用コンタクトレンズを、たまのお出かけ時に使っている。
しかし、ドライアイ気味なので、半日程度でもう目が痛いし乾燥する。
そして度が進んできたのか、イマイチ見えにくい。

結局、普通のメガネや老眼鏡を使う。
コンタクトしてるのに、メガネをかけて遠く(近く)見ようとする矛盾に、もうコンタクト要らねーじゃん!ってなっている。


10年前、老眼を自覚したのが44才の時だった。
それまで、近視のメガネを使っていた。
普段通りメガネをかけてスマホを見た時、画面の文字が見えにくい。
「あれ?」と不思議に思いながらメガネを外してみると、スマホの画面ははっきり見えた。
裸眼でないと手元が見えず、メガネをかけないと遠くが見えない。
「これがいわゆるローガンってやつか…。」と、敗北したような気持ちになった。

やがて、裸眼であっても手元が見づらくなっていった。

人から借りた老眼鏡をかけた時の衝撃は、今でも忘れられない。
手元が見やすくて、感動した。

ますます自分の老いを認めざるを得なくなり、その時に初めて遠近両用メガネを作った。

10年前、初めて老眼鏡を作った時は、安いレンズとフレームでお願いしたのだが、安いレンズだったから、どうしても視界が歪む。
そしてフレームを妥協して選んだから、どうも気に入らない。(笑)
老眼鏡あるあるなのだろうけど、見え方に慣れずメガネをかけなくなっていった。
安物買いの銭失いだったわけだw


結局、近視用メガネ、100均の老眼鏡、時折、遠近両用コンタクトを駆使しながら生活をしてきたけども、もう、疲れたw




そろそろ本気で、遠近両用メガネを作るかと思い立つ。
10年前の失敗を経て、今回は少々お値段が張っても、納得したものにしようと思って出かけた。

一通りの視力検査をしてもらって、レンズを3種類試してみた。
やはり歪みの少ないレンズは、視界も広い。
その分お値段もよい。


よい、と思ったものを買えばいいじゃん!と自分に言い聞かせる。

10年前は子どもにお金がかかる時期であり、教育ローンと車のローンも抱えていて、金銭的な余裕がなかった。
だからメガネを作るにしても、少しでも安く抑えたいと、いろいろ妥協するような思考だった。

今は、そうでないのよ。
薄給ではあるものの、現在は借金もないし扶養家族もいない。


メガネの値段、10年前の倍以上の金額だったことに驚きつつも、奮発することにした。

先日、一澤帆布でカバンを買ってしまったし、その前は伯母のお通夜へ行くため、急遽、喪服を買ったし、ついでにトレンチコートも買っていて、立て続けに万単位の買い物しているのだが。
これくらいで万札を世に出すのは、打ち止めにしようと思う。(noteに書くと、だいたいがそうなるので書いておく)