これがほぼ、私の見え方です〈伝わらないことは伝えなくてもいい?〉
私の普段の見え方を、正確ではないですが
イメージにしてみました。
視界の右側は
右眼が見ている映像が、斜めに重なってきます。
かなり極端にしていますが
中央のカレンダーの重なり具合は
重なって見えたときの状況がよく表せてるかな、と感じます。
もうこの状態になって長いので
生活の中では、右眼が見ている斜めの映像は
「見えないもの」になっています。
(賑やかな場所で聞きたい音だけが耳に入ってくるのと同じことですね)
今はこれに加えて
左まぶたが下がり始めたので
上部が見えにくくなっています。
これは上手く画像化できないのですが
光が強いときがとても大変で
まつ毛の隙間から光が差し込むので
全体に白いカーテンのようなものが被さった感じ。
真っ白で様子が分からなくなります。
ずっと左眼を頼りに物を見ていたので
この症状悪化は、かなりの負担です。
何かしらの病気や障害を抱える人にとって
自分の症状を人に伝えることって
結構労力も要るし
伝わらないときには疲弊することもありますよね。
私も伝えることを諦めることはありますし
意地になって伝える必要もないしな…と思うこともあります。
でも伝えなかったら
ずっと分からないことばかりですよね。
障害や症状のことに限らず
人の気持ちは何でも
伝えなかったら、伝わらないです。
とはいえ
その伝え方も
伝わるように絶えず考え、工夫していく
ということも大切なんだろうなと思います。
北風と太陽のようにね
強く訴えかけていくことだけが
正しい伝え方ではないし
「誰も分かってくれない!」と
自暴自棄のようになって
いじけてても変わらないし
相手が気付きやすい環境を作ったり
立場を入れ替えてみたり
「実はそうだったんだ…」と
自然に気付けるように、とか
伝えたときにすんなり受け入れられるような地盤を作るのも大切です。
何かモヤモヤすることがあったら
自分のアプローチが合っているのか?
疑問を持って工夫してみたり
時には〈その場は諦める〉というか、時間を置くことも必要かな、とも思います。
障害者って、生きてくだけでも大変だけど
これからもっと、健常者とのコミュニケーションも大切にして、自然に関わり合える社会にしていきたいものです。
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