ミネラル摂取は魚介類から!
ミネラルは、たんぱく質や脂質と共に免疫細胞である白血球を構成している成分です。
ミネラルの中でも、ヒトの体内に存在し、栄養素として欠かせないことが確定しているものを必須ミネラルといいます。
現在必須ミネラルは16種類あります。必須ミネラルのうち、1日の摂取量がおおよそ100 mg以上のものを主要ミネラル (マクロ元素) 、100 mg未満のものを微量元素と分類されています。
主要ミネラル
ナトリウム
マグネシウム
リン
硫黄
塩素
カリウム
カルシウム
微量元素
クロム
マンガン
鉄
コバルト
銅
亜鉛
セレン
モリブデン
ヨウ素
その中で免疫と深く関連しているのはカリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、マンガンなどです。
これらが不足すると、免疫細胞が委縮してしまい、細菌やウイルスなどを攻撃する力が弱まるなど免疫力が低下しやすくなります。
鉄・・・赤血球で酸素と結びつき、全身に酸素をいきわたらせます。
カルシウム・・・骨の代謝に深く関わりがあります。
亜鉛・・・細胞の新生を活発にし、皮膚の発育を助け、免疫力を高めます。
マンガン・・・体内で働く酵素の主な構成成分となっています。
マグネシウム・・・血圧を正常にしたり、体温調節に関わります。
ミネラルは体内では合成することができない成分です。
なので、毎日の食事からとらないとすぐに不足してしまいます。
魚介類にはたくさんのミネラルが含まれます。
なので、魚介類やノリなどの海産物をベースに摂っていただくと、摂取しやすいのでおススメです。
魚介類の他には、レバーや豆、ナッツ類、キノコ類にも含まれています。
バランスの良い食事を心がけてください。
鉄
かつおぶし・しじみなど
カルシウム
いかなご、にぼしなど
亜鉛
かき、するめなど
マグネシウム
あさり、丸干しいわしなど
マンガン
青のり、干しえびなど
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