記録をためる習慣と、記録をしまう場所をつくる
「数は力」といいますが
どれくらい活動してきたかは、数字がモノを言います。
今、どれくらい活動が広がったかを、いくら言葉で説明しても、一つのグラフの表現力にはなかなか勝てません。
図形化されたものは、視覚的に瞬時に理解できるから、すごさが伝わりやすい。
でも、グラフ化するためには、地道な記録の積み重ねが必要なので、苦手な方も多いのかもしれません。
私は、「どうなっているんだろう」と好奇心が先に立つので、地道な作業が苦にならないタイプです。
グラフを見せた瞬間、「おー!」と反応される快感がたまりません(笑)
いままでで、この成果を図化するシーンっていうのが、結構差し迫った状況で作ることがよくありました。
だいたい、「すぐほしい」とか言われることが多くて、夜なべ仕事で作ったことも数知れず。
例えば、過去5年の参加者の推移 とか 過去4年間の財政規模の推移 とか 講座開催数と受講者数の推移 など
急ごしらえで集計する苦労は、たくさん経験してきました。
だからこそ、お伝えしたい。
規模が小さいうちに、記録をためる習慣と、記録をしまう場所をつくる
「うちはまだ規模が小さいから」とよく言われます。
規模が小さいからこそ、すぐにでも始めることができます。
規模が小さいからこそ、集計するのも時間がかかりません。
規模が大きくなってから、過去の記録を掘り返すのは、ほんとに大変です。
記録の集計は、最初は簡単なものでもOK。
とにかく、「ここに記録を貯めていく」とパソコンの中にエクセルの表を作ること。
まず始めることが大切です。
ちなみに、「ためる・しまう」は、箱に詰め込むと、役に立ちません。