日記240417-0424

一家で胃腸炎になってしまいました。
辛い日記が続くのも心苦しいので、落ち着くまでの1週間をまとめて記録します。
(胃腸炎の記録なので食事中の閲覧はおすすめしません)

4/17
夏来が朝方、立て続けに吐いてしまいました。ぐったりはせずに普段通り遊んでいるので様子を見つつ、クリニックを受診して吐き気止めと整腸剤を貰いました。医療施設に勤めていた時、吐き気止めと整腸剤を混ぜて処方される事はまず無かったので少し引っかかりましたが、そのまま貰って帰りました。これが間違いでした。
帰宅後薬を飲ませたところ、落ち着いていたはずの嘔吐が突然再発。その後時間を空けても口に入れた途端に吐いてしまうのです。味見をして、その苦さに驚きました。これでは一緒に処方されている整腸剤すら飲めません。夏来に無駄に辛い思いをさせた事を後悔しました。

4/18夏来は朝少し吐き戻しがあったものの落ち着いてきました。
午後に薬を処方し直してもらう為、クリニック再受診。先生の専門が小児科ではないので、吐き気止めに坐薬があることを把握していなかったようです。事情を説明して坐薬に代えて、整腸剤も単味で処方し直してもらいました。
一段落して帰宅し、夕飯を作り終えた後でどっと疲れが出て怠くなり横になりました。8時ごろ、次第に腹痛と吐き気が強くなり、うつってしまったなと思いました。夫が子供達を預かり、ひたすら吐き気と戦う夜になりました。私は酷い嘔吐恐怖症なのですが、過ぎてみれば案外乗り越えられたなと思い、思わぬ克服の手がかりとなったような気がします。

4/19  発症前に消化のいい食事で備えておいたのが良かったのか、吐き気のピークは発症から4時間ほどでした。3時ごろ、ぶり返し防止の薬と一緒に少しずつ水分を摂り始めました。脱水で口がカラカラです。スプーンで一口ずつ飲む経口補水液がとても美味しく感じました。普段何も考えずお茶をごくごくと飲める事のありがたみを感じました。日中は37℃後半の熱が続き、38.8℃まで上がって頭痛と腹痛で動けなくなりました。
藍と夫は元気です。このまま私と夏来だけで終わって欲しいと思いました。

4/20 明方お腹が痛くてトイレにいると、藍がドアをノックしてお腹が痛いと言ってきました。この、消毒や洗濯を頑張ったのに結局藍を守れなかった時が一番悲しかったです。
でも子供は強くて、気持ち悪いと言いながらもエチケット袋を片手に平然とYouTubeなどを見て気晴らししています。藍は何回か吐いてしまいましたが熱も出ず、少し眠っただけで普段通り過ごしていました。

4/21 朝、夫が最後に発症して寝込んでしまいました。胃腸の症状は軽いものの熱が辛いようです。今まで看病を頑張ってくれた夫を労って寝室でゆっくり休んでもらいました。
藍と夏来は暇だけれど本調子ではないようでぐずります。私もまだ腹痛が酷くて手に負えず、この時間が辛かったです。
夜中に回復したと思っていた藍が突然眠ったまま吐いてしまいました。回復してきた夫に夏来を任せて対処します。本人は熟睡していて気持ち悪さを感じなかったことと、喉に詰まらせなかった事は不幸中の幸いでしたが後始末がとても大変で、一段落した頃には深夜1時を回っていました。そして私もまだ腹痛に苦しみます。辛い夜でしたが却って冷静に過ごしていました。

4/22 夫は会社を休んで安静にしています。お腹の症状がぶり返した藍と私は病院受診。藍は状態が良くなっていたようで、念のため整腸剤を貰いました。私も症状が長引くので胃薬などを貰いました。

4/23 夫は出勤、念のため藍の幼稚園はお休み。藍は食欲があまりないものの普段通り過ごしました。夏来は脱水でおしっこがほとんど出ない日が続き心配でしたが少しずつ回復してきました。脱水以外はとても元気に走り回り、私の背中に思い切りぶつかっては鼻を押さえて困り顔。よく考えると夏来が持ち込んできた胃腸炎でみんな苦しみ、自分が回復して暇になるとぐずって周りを振り回してばかりですが、愛らしさで全部どうでも良くなるのでした。

4/24 藍は登園しました。給食も無理せずゆっくり食べたようで、帰宅後もお腹の調子は問題なく過ごせました。夏来の脱水もやっと無くなって一安心。私はまだほとんど食事が取れないものの、一週間かかってやっと日常が戻ったのでした。