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饑餓状態になると言う事。

飽食の時代と言われてどれくらいだろう。今の子供達はあまり空腹を感じたりしないのだろうな。むしろ食べさせられすぎでうんざりしてるのかも。私の回りには食べ過ぎで病気になったり具合が悪くなる人が大半なので食べ無さすぎる害についてあまり考えていなかった。
私自身、最近代謝や消化力が落ちたと実感しているので1日2食になっていた。そしたらだ、急に老化が進んだ気がする。髪や爪が荒れたり肌もカサカサで筋肉も落ちてしまった。慌てて食べる量を増やした。飢えると体の機能は一気に低下してしまう。当たり前だった。血液が薄くなるから体温も下がって貧血になる。いつでも冬眠しそうだった。
多分、私を含めて皆、飢餓状態に対してあまり危機感をもっていないと思う。
そこでちょっと気になった一文があった。
江戸時代、日本の人口の三分の一が亡くなるほどの大飢饉に見舞われた時に和歌山県田辺市だけがほとんど死者を出さなかった。理由は普段から藩主が梅干しを作って備蓄するよう勧めていたからだとか。飢餓状態で梅干しが助けになる‥?梅干しではお腹が満たされないだろう?
と長く疑問だった。それが拒食症の女の子の話を聞いて疑問が解けたのだ。
食べれば治る。そんな単純な話では無い事を拒食症の子の日記に記されていた。飢餓に陥った人にいきなり食事を与えると死んでしまう事がよくあるらしい。飢餓で死ぬのはカロリーが無くなるのではなくて体毒にやられてしまうからだ。強酸性体質になってしまう。なぜか。糖が無くなり身体の組織を燃やし始めるからだ。
そこで高校生物の代謝をいちどおさらいしてみた。‥疲れた。続く。
 

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