梅仕事
6月になると慌ただしく梅やらっきょうやどくだみの花やらの仕込みがやって来る。
ちょっと油断するとタイミングを逃してしまう。気を抜けない毎日だ。
2024年の梅は不作らしいけどね、収穫の少ない分味の濃い梅だったりするのでやっぱり止められない😅
昔は完熟した黄梅ばかりに目が行って梅干しやジュースとか作ってたけど今は断然青梅にときめいている。黄梅のわかりやすい魅力よりも青梅の持つ鮮烈な色と香りに目が離せない。その青い実が一番果肉と果汁を蓄えていて色鮮やかな瞬間は本当に一瞬。そこを捕まえる。
ジュースや梅酒、翡翠煮に梅肉エキス。加工は梅の品種によって変えていく。白加賀がいいかな。冷凍して加工すると果汁がよくとれる。
先日あるお宅の縁側で梅を新聞紙に広げて追熟させているのを見かけた。
梅は熟す時にエチレンガスを出す。それが他の梅の熟成を促すのでザルやダンボールに入れ手拭いを半分かけて蒸れないよう、ガスを逃さないようにする方が綺麗に追熟しますよ。
風に晒すと青いまましぼんじゃうよ〜。