さて、2024年も終わりである
毎年の振り返りを書いてるような気もするし、書いてないような気もする。
ちゃんと半休を取って、半休でしかできないことを済ませたので、少しだけしたためておく。
ドカ雪が降る前に、車の裏に防錆コーティングをしておこうとタイヤ館に行った。タイヤ館で作業が終わるのをぼーっと待ちながらテレビを見ていると、DeNAを優勝に導いた女性オーナーの南場さんが出ていらっしゃった。
いろいろな経営者を見てきたけれど、この南場さんと言う人はどこか親近感が湧く、お人柄だった。
なんでかなぁとニュースを眺めていたのだが「誰かを大切にすること」みたいなものを忘れずにお仕事されている方だからだとふと思った。
経営者、というと夢追い人が多い印象だが、とにもかくにもある種の「自己中さ」みたいなものが逆に経営者としてはあっているみたいなケースが多いなと思っていた。周囲をおもんぱかりすぎず、自分の夢を追い求める…というか。
それが嫌いではないけど、私やっぱりどうもあまり、何十年後かにこうなりたいなとは思えずにいた
22の頃、早く28歳になりたいなと思っていた。
28といえば、だいたい頑張ること頑張って、生きる方向性が見えてて、不安が少なくて好きな人と結婚する未来が見えてるだろうな〜と思っていたから。
実際なってみると、たしかに昔よりもずっと悩んだり不安になることは減った。たまに荒れ狂うけど、よく分からんことで泣くことはだいぶなくなった。
それは28になるからとかではなくて、自分のなかでおおよそやりたいこととか、力を注ぐさきがわかってきたから。
あとは不安定なクソみたいな恋愛をやめて、大事なパートナーに出会えたことで、自己肯定感が高まったとかそういうのもある。
でも一番は「マーケティング」や「WEB」という職種で「この先もきちんと学ぶことをやめずに、ただひたすら一生懸命に仕事に向き合い続ける」「その中でできるだけ周囲がしんどくならない最適解の仕事のやり方を模索し続ける」と言う意思が知らぬ間に固まっていたことが理由だなと思う。
ただ、周りが結婚や出産とかいろんなステップを踏んでいく中で、きっとそれらを踏まずに生きていく自分は果たしてどんな大人として為していくんだろうとどこか不安も確実にあって。将来にこうありたいなと思える人物像がないことはどこか心もとなさもあった。
とか思っていたときに南場さんの、パートナーや周囲の人を大事にすることを前提にした価値観の中で、仕事にひたむきに向き合い続ける姿勢、そしてそれを積み上げてきた現在のお姿に出会えたことはすごく励みになった。そして、40年後にこんな大人でありたいとすごく久々に思えた。
最近は仕事で「このやり方でいいのかな」と悩むこともすごく多くて。南場さんの「選んだ選択肢を正しいことにする」という言葉も改めて心に刺さる。迷いすぎたり、後悔しても仕方ない。選んだからにはそれを為せるだけの努力を続けようと改めて思えた。
一方で面倒くさがりなところや、考えすぎてひとり悩みすぎ&相談しなさすぎる=勝手に決めきるクセがあまりにも頻発する今日このごろでもあるので、改めて反省したうえで、良いバランスを見つけつつ、行動したい。
何かしらのことを為すこと、の前提に誰かを思いやる心を持ち続けたいという気持ち。仕事をやりにくいと思ってる人はいないかと気にし続ける気持ち。これは変わらずに大事にしたうえで、2025年も自分なりに仕事と向き合い続けたい。
あと最後になるけど、今年はやっぱり転職してよかった!
良い仲間に恵まれて頑張れる毎日が楽しい。とても。
しんどい仕事も多いけど、価値観が近い人達と一緒に頑張れているだけでとても生き生きしてるな〜自分!と思える。1年前の私、未来は明るいぞ!本当によかったね〜!!