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AIを活用した実際に私がやっている方法の考え方

2024年学びの4部作を作成していました。今回が最終回です。

最後はChatGPTなどの生成AIを用いて、私が実際に行っている方法の考え方のnoteです。AIへの質問の例は、利用のイメージがつきやすいように簡略化してありますが実際には、もっと詳細に指定はします。


議論しながら進める

例えば、難解な文章を読解している時の使い方。

深掘りしていく質問

AIによる抽象化で、文字数をコントロールすることで理解するやり方です。

  1. 「抽象的に整理して教えてください。」

  2. 「ナラティブに200文字くらいで説明してください。」

  3. 「 具体的な例を教えてください。無ければ考えてください。」

構造(分類)を変化させる質問

構造(分類)を変化させることで、その差分を考えます。

  1. 「ポイントを7つに分けるとしたら?さらに各項目に名前を付けて、分類した理由も教えてください。」

  2. 「次は3に分けてください。さらに各項目に名前を付けて、分類した理由も教えてください。」

  3. 「次は5に分けてください。さらに各項目に名前を付けて、分類した理由も教えてください。」

応用への質問

企画書にする段階で、人に伝わるだろうか?または自分が企画書を受け取るとしたら?という視点で考えます。

  1. 「この文章の内容をビジネスに応用するとしたら?どんな可能性があるでしょうか?」

  2. 「企画書にしてください。」

思考の幅を広げる

例えば、難解な理論について理解しようとする場合の使い方。

近い理論についての質問

  1. 「親和性の高い理論をリストアップしてください。」

  2. 「比較表を表組みで作成してください。」

理論の源流についての質問

  1. 「この理論の根拠または参考にした理論をリストアップしてください。」

  2. 「比較表を表組みで作成してください。」

新しい理論の構築の質問

  1. 「リストアップした理論の中で、AとBとCを使ったらどんな新しい理論がつくれますか?」

シミュレーションする

自分がどこかで教えるとしたら。

講義のアウトラインの質問

  1. 「90分の講義を行う事になりました。概要考えてください。」

  2. 「時間の流れと内容を整理して、スライドをつくるのでページ番号も入れておいてください。」

講義を盛り上げるための質問

  1. 「講義へ興味をもってもらいたいので、最初の2分程度の話す内容をナラティブに提案してください。」

  2. 「想定される質問項目を考えてください。」

変数に分解する

理論などを他に転用する場合を想定、特にAIを使っての仕組み作り時の使い方。

理論を変数化してもらう質問

  1. 「この理論の構成要素を抽出し、説明文も用意してください。」

  2. 「変数に定義して、必要に応じてサブ変数の定義も行ってください。」

今後使うときにAIが理解しやすくなるように変換をお願いする質問

  1. 「変数をXMLタグ形式に変換してください。」

2024年学びの4部作

このnoteは4番目です。


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柏木誠|プロジェクトデザイナー
アレとソレを組合せてみたらコノ課題を解決できるソリューションができるよね?と言うパズルをやるような思考回路です。サポートして頂いた費用は、プロジェクト関連の書籍購入やセミナー参加の資金にします。

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