身体性のみが人間の強み
chatGPTの登場
2020年11月にOpenAI社が開発したテキスト生成AI GTP-3.5を活用したチャット式のWebサービス chat GPTがリリースされた。2ヶ月で1億人という驚異的な速さでユーザーを獲得、「なんか流行ってるから、やってみるかー」と使い始めたのを覚えている。
LLMとは
最近よく聞くLLMとは?LLMはLarge Language Modelsの略であり、日本語では大規模言語モデルと言われている。chat GPTにつながるGPT-3では、3000億語の学習を行っているらしい。大量のデータを学習して、より自然な文章や単語の並びに高い確率を割り当てていくことで、あたかも人間と話しているかのように回答を与えてくれる。文章を確率をもとに作っている。
chat GPT = LLM ×対話型UI
生成AI
対話・チャットが主体だったが、画像生成AIも登場している。文章で画像も作れるようになった訳だ。有名なのはMidjourneyやDALL•Eなどで、テキストでプロンプトを送ると自動で画像を生成してくれる。Adobe Expressで試しに画像を生成してもらった。
「部屋でパソコンに向かいながら、
生成AIの未来と、
筋トレの重要性について、
考えている人。」
がっつりジムで鍛えていそうな顔、どこかで見たことがあるような顔なのが絶妙に面白い。ムキムキすぎるし、生成AI要素がどこにあるのかは分からないしで、クオリティは低い?
Sora爆誕。
とうとうここまで来てしまった感。Open AI社がSoraというText-to-Videoモデルを公開した。文章で動画まで作れるようになったようだ。
このyoutube動画の8:30~にある"Reflections in the window of a train traveling through the Tokyo suburbs"を見て、画像生成AIの恐ろしさを感じた。移り変わる景色も、電車の窓に反射してぼんやり見える車内の様子も、建物を通過した時に鏡のようにはっきりと見える車内の様子も、全部AIが文章から作り上げたと思ったらスゴすぎる。
人間らしさ=身体性
生成AIで作られた動画を見て思った。ただ美しいだけの動画、ただ綺麗なだけの写真なんてAIで好きに作れるじゃないか、と。では、人間らしさ、自分だけのオリジナリティはどこにあるのだろうか、と。
もう残っているのは、カラダだけだ。人間らしさは身体性にしか残っていない。写真が切り取る被写体や、動画に映る人間同士のコミュニケーション。人間くさいものほど、どんどん価値を持ち始める時代になる。
世界一周したら
現地の人々のより人間らしい様子を
動画に残したいし、
写真なら、誰かと一緒に写りたい。
と思った。
まとめ
Testosteroneさんが先見の明を持っていたようだ
自分のカラダとの対話、
筋トレが最強のソリューションだった。