50代の今こそ「無知の知」を知り、新しいことを学ぼう
50代にして「ダニングクルーガー効果」を知って良かった話
皆さん、こんにちは。
今日は「50代の今こそ「無知の知」を知り、新しいことを学ぼう」というテーマで綴ってみたいと思います。
私はこの「無知の知」という言葉にどれだけ気づきをもらったかわかりません。
若い頃、それは恥どころか、
全くそれに気づいていない本物の「無知」だったと思います。
ところが、
現在ではこの「無知の知」を受け入れ、
学ぶことを楽しむことできるようになってきました。
それは多分、
大人とは、無知を知ることで初めて学ぶことができることを
体系的にわかってくる生き物だからかもしれません。
また、自分が何でも知っていると思っている大人は、
それ以後、衰退していくという事が、
経験に基づいて段々とわかるようになってきたからです。
また社会を知れば、
自分の業界以外の事においては、
まるで無知だと思わざるを得ない場面もあると思います。
そして大人は、
社会経験によって、
なぜ子供の頃、勉強が退屈だったのかが感覚的にわかってきます。
「あ~だからこんな形なのね。」とか、
「だからこの時代にこれが流行ったのね。」とか、
社会を知ることで、
子供の頃ぼやけていた世界の焦点が合ってくるようになってきます。
それがクイズの謎解きのように楽しかったりします。
伏線回収のようなものでもあると思います。
それは子供の頃にはなかった感覚だと思います。
それがジグソーパズルの最後の1ピースをはめた時のように痛快なのです。
その入り口こそが、大人の「無知の知」です。
しかし、
世の中を知ったからこそ、
そこに生まれた新しい何かをまた知りたくなる。
そしてそれは全く恥ずかしいことではないと、
理解できてきているのが大人なんだと思います。
だから私も、
むしろ無知を当然のこととして受け入れる事ができたんだと思います。
「無知の知」を知ったら上がっていける
ある時、この「無知の知」について、調べていると、
「ダニングクルーガー効果」という概念を見つけました。
この「ダニングクルーガー効果」とはいったい何?
ダニングクルーガー効果とは・・・能力の低い人ほど、自己を正しく認識することが難しく、過大評価する傾向が強くなり、思い込みや先入観で非合理的な判断をしがち。
※自己評価が高い場合と低い場合にはそれぞれメリット、デメリットもあります。
そして下のグラフは、
「無知から知を得るまでの過程」をグラフにしたものを引用させていただきました。
以下は①から④の解説です。
私はこの「ダニングクルーガー効果」を知ったことによって、
自分の「無知の知」からのたどる道を、
具体的に知ることができました。
まあ、過去を思い返すとですね、
顔から火が出るような場面もありますが(笑)。
それこそが正に、「無知の知」ですね。
過ぎてしまったことを悔やんでも仕方ありません。
大事なのは「今」ですね。
そして「無知の知」は恥ずかしいことではありません。
「知ることへのスタートライン」に立てた、
喜ばしいことだと思います。
そして、このグラフ通りに進めば、
一度自尊心が低下することもあるとは思いますが、
学び続けることによって上がっていくことが証明されています。
ほぼすべての学びたい人が、
この曲線をたどって成長していくのです。
そしてそれには年齢は関係ないという事も、
このグラフが物語っています。
スタートのタイミングが早いか、遅いかだけだと思います。
そして今、無知で自尊心が低下している方は、
その自尊心の低下は、
きっとこれからグラフのように上がっていくチャンスだと私は思います。
そして生きている限り、日々是勉強ですね。
だけど何も難しいことだけが勉強ではなく、
自分が関心を持ったことを掘り下げていけば良いのです。
そしてメンタルが安定してきた50代の今こそ、
チャンスではないでしょうか。
少々のことではへこたれませんからね(笑)。
一生をかけて、
楽しみながら学び、
これからもずっと、新しい自分を創り続けていけたら、素敵ですね。
それでは今日も皆さんの一日が素晴らしい一日でありますように。