15.睡眠時間と脱水
新生児は寝てても時間で起こして授乳しましょう。
特に産まれたては、昼夜の区別もなく寝て起きてを繰り返し、大人のまとまった休みはない。
寝てくれたらラッキー、と思う。
そのまま寝かせておきたいと思う。
そんななか、ずっと寝ている場合、そのまま寝かせておいていいのか、起こして授乳した方がいいのか。
どうやら専門家でも意見がわかれる様子。
いつまでは時間で起こすのか。何時間までならあけていいのか。起きるまで寝かせておいていいのか。
素人に判断できるわけがない。
病院からの指導は時間で起こす派みたいで、新生児は3時間、生後2ヶ月までは4時間以上あかないようにとの指示だった。私は脱水が心配なこともあり、時間で起こすことにした。起こすデメリットが大人の休憩がなくなることだけなら、子供にデメリットはないから。
脱水になったらもっと大変になると思ったから。昼夜関係なく、毎日同じ時間で授乳するようにしていた。
変化があったのは生後2ヶ月半頃。
だんだんと昼夜の区別がついてきたのか、夜の方がしっかり寝て、昼間は起きている時間が増えた。
それでも夜中も変わらず起こしていた。
だが、夜中のミルクの飲みがかなり悪くなった。お腹が空いていない訳ではなさそう。眠くて飲みながら寝てしまう感じ。
保健師さんに相談したところ、睡眠の邪魔をするのは良くないので起こさなくていいと言われた。元々その保健師さんは寝かせておく派で、以前にも寝ていたら起こさなくていいと言っていた。
どうやら、昼夜の区別がつき始めると起こして授乳することへのデメリットもあるようだ。
試しに夜間、授乳間隔を6時間にあけてみた。ぐっすり寝ていて、起きる気配はない。
ただ、夜間の授乳が減る分、1日の授乳回数が減り、ミルクの1日摂取量が減ってしまう。
起こすべきか、寝かせるべきか。
迷いながら生活をしている時、一度夜中のアラームで起きれず、かなり時間があいてしまった。ふと目が覚めて時間を見た時、すごく焦った。
当の本人は、気持ち良さそうに寝ている。
今は、1回量を増やし授乳回数が減っても1日摂取量をある程度確保できるようにして、夜間授乳を減らすことにした。
これが正解かはわからない。
子供の様子を見ながら決めるのは、とても難しい。
それでも、しばらく試してみて今後どうしていこうか決めようと思う。