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2019年の私

2019年の終わり頃の私は知らなかった。

その直後にコロナウイルスなんてのが流行り、仕事を強制で休まされ、あんなに窮屈だった満員電車が無くなり、東京から人がいなくなる事を知らなかった。

当初はスペイン風邪とかコレラとかみたいに教科書に載るレベルなのかな?と気楽に考えていたが、学校で習うそれらとは違い実在する人が沢山亡くなったりする災害レベルだなんて考えていなかった。

そしてワクチンを打つも信じられないくらい熱が出たり、まさかの異物混入ロッドに当たったり、結局私自身が感染して苦しんだりするなんて知らなかった。

今、世の中が戻りつつあって良かったと思っているが、あの頃書かれた本が丁度今、文庫化されてるのか閉塞感のある内容の本が多くて、読んでいて悲しい事が多い。

しかしこれを書く事で作家さんは乗り越えたのかと思うとやめてくれとも言いづらい。

今はノー天気で楽しい本が読みたい気分である。

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メメントモリ
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