アンチナタリズムの考察:3/27
追記:2020/11/17
この文章には論理的でない部分,説明や根拠の不足している箇所があります。その点を踏まえて読み進めて下さい。
久しぶりの投稿になりました。
最近アンチナタリズム(以下AN)のことをTwitterで考えてばかりだったので,こちらにも記録を残しておきます。
まずこちら。
よく子ども嫌いがANを唱えているととらえられがちだが,上に述べたようにANは子ども嫌いと関係ない。
実際私は子どもが好きなわけではないが,そんな自分の主観的感情よりも,子どもをひとりの尊重すべき人間として扱うことを大事にすべきだと理解している。
また,この時同時に考えたのが,胎児の扱い。
胎児はいつから,すでに生まれた存在と同じ権利を獲得するのか。
はたまた,生まれたときからしか権利を得られないのか。
胎児に意識,感情,記憶は有るのか。
これについては詳しく考察を深めないといけないと思った。
色んな意見を見る中で,「胎内記憶」という考えがあることを知った。
俄には信じがたいがこれについて調べる必要があると感じたし,もし胎内記憶があるなら胎児はある一定の期間から感覚がある事を証明する一部の理由ともなる。
胎内記憶に関しては,以下に池川明氏のサイトのリンクを貼る。
http://ikegawaakira.com/books/670/
意見するにもまずその分野についての知識が必要なので,勉強を頑張りたい。
そしてこれ。
確かに厭世的な観点からANを説く者も居り,一定の論理性があると思う。
ここで問題にしたいのは,彼らの厭世的なツイート(例えば「人生がつらい この世は不公平だ」など)はANと関連性が低い或いは皆無であるのに「人を攻撃するな」と反論してくる者が居るということだ。
どこまでがその人の主義主張で,どこまでがその人の主観的感情なのか。
その見定めを適切に行う必要性が全ての人間に求められると思う。
さらに,最近一番ショッキングだったのが,これだ。
反出生主義のwikiの項目中に「反出生主義者の一覧」というものがある。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%8D%E5%87%BA%E7%94%9F%E4%B8%BB%E7%BE%A9
この中に埴谷雄高という人物が居る。
寡聞にして,私も彼を知ったのは最近のことだった。
驚くべきは彼の所行。
彼は三度妻を妊娠させ,さらに堕胎させた。(四度だったとする資料もあるようだ)
自らの「子を持たない」という価値観を遂行せしめたのである。
これを知ったときは衝撃だった。
さらに調べていくと,埴谷は当時避妊が難しかったことを語っている。
堕胎させたことで子の苦痛は免れたが,やはり妻の身体的・精神的苦痛は見過ごせないだろう。
結論は上記のようになる。
こうなると,反出生主義者とはいえ,私は素直に彼のすべてを肯定はできないだろうと思う。
↑これも大事なことだ。反出生主義とANの混同が割とみられる。
私は最近特にこの事を意識して文面を作るようになった。
(なぜ上のようなツイートをするのかはこちらのリンクを参照されたい。また詳しい分類についても分かりやすく説明してくださっている。)
http://therealarg.blogspot.com/2017/11/blog-post_25.html?m=1
今回はこんな感じだ。まだまだ書き足りないが,推敲が不十分なので追記するか次回の投稿に持ち越します。
それでは。
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