加古川の商店街の一角で、「編集」をキーにしたアトリエ&ショップをはじめます
4月2日(日)より、兵庫県加古川市にある「じけまち商店街」の一角のビルの2階で、「メルとモノサシ」のeditorial atelier & ethical shopがスタートします。
入居する「かわのまちビルディング」は、「加古川まちづくり舎」が運営しています。1階は商店街の中で地域の人たちと一緒に子どもを育む「かわのまちほいくえん」、2階は地域の大人や子どもがやりたいことを気軽に叶えられるレンタル&コワーキングスペース「かわのまちリビング」。メルとモノサシは、かわのまちリビングの隅っこを3坪ほどお借りすることになりました。
加古川まちづくり舎さんとは、私が前職のNPO職員時代にお世話になっていたり、「かわのまちビルティング」の取り組みについてgreenz.jpで取材したことがあったり。歴史ある商店街の一角で、加古川のまちにどんな働きかけをしていきたいのか、その思いをしっかりとお聞きし、共感していたため、昨年から何度かPOP UPの会場としても使わせてもらっていました。「事務所兼ショップをやってみたいな〜」とぼやいた一言をきっかけに、トントントンっと今回の話が進んでいったのです。
“アトリエ&ショップ”の名の通り、ショップの棚の奥には、私がプランナー/ライター/編集者としての作業ができるスペースを設けています。これは、設計を考える上で絶対に必要だったこと。今回工事をお願いした、株式会社森建築工房の森さんは、事前にいろいろなイメージを共有しながら、見事な空間づくりをかなえてくださいました。
2022年度、月1度のイベント開催または出店を目標に掲げ、掲げたからには…!と実行してきました。その中で気づいたのが「編集」の必要性です。オンラインショップでは一つひとつのブランドのストーリーを打ち出していたけれど、リアルの場では、各ブランド同士をどうつなげていくか、どうやって複数のブランドを同じ目線で見てもらうか、に注力した方が絶対に何かが伝わる!と思いました。
現に、2023年1月のイベントで「文化は、世界をつなぐ」というテーマでパレスチナが舞台の映画、シリアと日本をつなぐ「YDY」の商品、料理で世界をつなぐ「世界のごちそう博物館」のレトルト商品、世界の民族衣装のイラスト、、と、共通の切り口でアートとブランド、ブランドとブランドを繋いだら、そのテーマに関心を持ってきていただいた方が幅広く興味を持って商品を見てくださいました。
こんな風に、月ごとにテーマを設け、テーマごとに各ブランドのが持つ様々な側面に光を当て、編むように見せていければいいなと思っています。
何を隠そう、私の最初のキャリアは、売り場編集のお仕事でした。ここにきてそのキャリアが役に立つのかは??ですが、お客さまにとって、来るたびにこれまでの価値観が溶かされ、新たな発見を感じられるような、そんなお店にできたらいいなぁと思っています。
とはいえ、まずは「メルとモノサシ」がどんなお店なのかを知ってもらわないといけません。4月のテーマは「HELLO,メルとモノサシです」とし、ほぼ全てのお取り扱いブランドさんの商品を展示販売したいと思っています。これまではリアルの場でお見せできていなかった商品も登場予定です。
オープン初日、4/2にお越しの方は、“身近にある意外なエシカル駄菓子”をプレゼントします。なんだろう?お楽しみにしていてくださいね。
また、4/2は、じけまち商店街で「かわのまちマーケット」が開催されています。マーケットで買ったおいしいコーヒーやフードを持ってきて召し上がっていただいても構いませんので、ぜひお越しくださいませ◎
お待ちしています!
■MONTHLTY THEME -APRIL-
■「HELLO,メルとモノサシです」
ストーリーを読み、ものに触れながら
新しい発見を楽しんでもらえたらうれしいです
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メルとモノサシ
editorial atelier & ethical shop
加古川市加古川町寺家町363-4 かわのまちビルディング2F
「かわのまちリビング」内
(JR神戸線新快速停車 加古川駅徒歩約5分)
営業スケジュール詳細は、
instagramよりご確認ください
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メルとモノサシ
代表村崎恭子
■エシカルなものづくりのストーリーを届けるショップ
「メルとモノサシ」