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#24 一泊の宿泊で1年間の療育の成果を実感 〜社会性〜

こんちには、melonpapaです。発達障害の4歳の息子との生活を通して感じたことや見聞きしたことを発信しています。

この週末に、少し遠くの公園に遊びに行くために、公園の近くのホテルに一泊してきました。その時に息子が昨年度1年間療育に通ってきた成果を実感したので、そのことについて書こうと思います。

日帰りでも可能な距離ではあるのですが、息子が穏やかに過ごせるようにスケジュールに余裕を持つことと、息子の社会勉強になるかな?という思いから、ホテルに宿泊することにしました。

初の大浴場

ホテルには大浴場が付いていました。もちろん部屋の風呂もあるので大浴場を利用しなくても済むのですが、なかなか無い機会なので、息子と2人で入ることにしました。息子が制御不能になったら部屋の風呂に入れば良いやと気楽に思いながらも、他の人に迷惑をかけないかと少し不安な気持ちで大浴場に向かいました。結果としては、全く問題なくとてもスムーズに入れました!

コロナの関係で人数制限をしていて、我々が向かった時には、先客が2人。いざ、潜入!
普段は家族としか風呂に入らないため、息子は、入った瞬間に他の人がいて少々動揺の様子(息子は動揺すると独特のにやけ方をします)。でも、キョロキョロしながらも、おふろやさん、おふろやさんと自分で呟きながら、風呂場の椅子に座って落ち着きました。走り回ったり叫んだりする心配はどこえやら、いつもの風呂よりもむしろおとなしいぐらいでした。

その後すぐに先客の2人が出て行ったので、大浴場は私と息子の2人だけに(...良かった!!)。身体を洗って浴槽にしばらく浸かり、広い浴槽をうろうろ動き回りながら満喫して、無事に終了!初めての場所はたいていトラブルが発生するのですが、全て順調にいきました。息子も楽しかったようで、部屋に戻ってからも、おふろやさん楽しかったと繰り返し言っていました。

朝食会場にて

翌日の朝食はホテルの朝食会場でとりました。よくあるバイキング形式のもので、息子の好きなものがたくさんあり、ひと安心。息子はレストランが好きなので、朝食はそんなに心配していなかったのですが、こちらも特に問題なく終了。

印象に残ったのが、息子の視線でした。普段家で食事する時はひたすら目の前のものを食べているだけですが、この時は、周りをキョロキョロ観察しているようでした。何か言葉を発したわけではないですが、周りにいる人を見ているようでした。

当たり前のことができたのは療育のおかげ

ホテルで大浴場に入る、朝食をとるって、当たり前の話なんですが、これが問題なくできるなんて、1年前までは考えられませんでした。大浴場なんてまず行かなかったですし、朝食ですら、コンビニで買って部屋で食べることの方が多かったです。単純に1年経った分成長したのはもちろんですが、療育の影響が大きいなと感じました。
そう感じたのは息子の視線です。療育に本格的に通うまでは、家族以外との関わりがほとんどだったので、息子は家族以外との関わりや環境の変化が苦手でした。でも、この一年でだいぶ家族以外の人との関わりというか、家族以外の人の認識ができるようになったなと思います。

大浴場で先客の2人を見た時、息子は動揺したとおもいます。でも、息子なりに「おふろやさんでは、他の人と一緒にお風呂に入るのかな」と理解したんじゃないかと思いました。先客に何度か視線を向けながらもいつもの風呂でのルーティンをこなすことができました。朝食会場に行く前には「朝ごはんのレストランに行く」と伝えていたので見通しが持てていたと思いますが、普段と違う朝食の雰囲気を息子なりに受け入れているように感じました。

療育で「社会性を身につける」というのは、友達との関わり方を身につけることかな?と思っていましたが、それだけでなく、他者がいる環境を理解する、受け入れる、というのも社会性に含まれるのかなと思いました。

今年度も新しいクラスがスタート!

この4月から、療育の新しいクラスがスタートしています。お気に入りの先生はいなくなってしまいましたが、昨年度と同じ先生やお友達が何人かいるようで、今のところ順調に通えているようです。
またこの1年で息子のペースで色々身につけて成長していくのが楽しみです。

今回はこれで終わります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。



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