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六人の男どもを差し出せ。 さすればカレーの街の兵糧攻めを解いてやると 英国王・エドワード3…
小学校の国語の教科書の一ページを不思議にも今でも思い出す。 山の絵があって、あの山の向こ…
夏の終わりの涼やかな夕暮れに散歩して、 小さな商店街に差し掛かった。 コーヒー豆を買おうと…
It might as well as be spring 春の如く 柳の枝が風にザワザワとせわしなく揺れるように …
おそらく、記憶というものは 片時も外すことなく刻々と保存していて 光景や臭いや音などで呼び…
その船はソ連からの受注で建造された、その名もボロチャエベツ。 「ボロチャエフの友」という…
漆黒の宇宙空間にぽっかりと浮かぶ青い玉コロ 限りない時間と空間 何処にも支えのない頼りない存在 ただ放り投げられた小石の如く 朝がきて昼になり夜が暮れ行く 青い玉コロの一回転 日毎繰り返される些事の数々 果たして生きることにどんな意味が あるのだろうか 人の歓びも悲しみも悔いも願いも 一切意に介さず 玉コロは回転しながら彼方に飛んで行く カビの生えたミカンをゴミ箱に捨てる手を止めて カビに目を近づけて眺めてみる このカビたちも何を思って生きているのだろうか