東大生が書いたシリーズ

「東大生が書いた」シリーズにさらっと目を通した感想

こんばんは、ぱんと申します。

そろそろ就活に向けて情報収集をするだけでなく色々と対策をしないといけないなあと思っている今日この頃です。

はじめに

春休み1日目の今日は、あの有名な「東大生が書いた」シリーズ3冊をさらっと読んで、その感想を書きたいと思います。
前から3冊そろえて持ってはいたんですけどね……何かに追われないと読み進めるのはなかなか難しいですね。

初日なので、具体的に3冊を読み込んでいくのではなく、まず全体を俯瞰してどういう流れで勉強していくか考えることにします。

*タイトル画像…https://books.rakuten.co.jp/rb/13485464/より

現役東大生が書いた 地頭を鍛えるフェルミ推定ノート

まず前提として、フェルミ推定は外資系コンサルティングファームで課されることの多いお題です。
戦略コンサルでは極めて高い論理的思考力を要求するため、フェルミ推定の問題を解かせることで、学生の持つ論理的思考力を測ろうということのようです。
まあ、果たしてフェルミ推定でそれができるのかについては少し疑問が残るかもしれませんが。

さて、ざっくり読んでみた感想としては、

・評判通りの良書
・「フェルミ推定って難しそう…?」というレベルから、問題を見たらすぐに具体的計算方法を思い浮かべられるようになるところまで持っていけそう
・「どうしてその方法で考えるのか?」まで載っているので、ついていけなくなることがなさそう
・書籍「地頭力を鍛える」を読みたくなる

という感じでしょうか。最後の項目で書いた書籍「地頭力を鍛える」については、この書の中で何回も引用され、絶賛されていました。
フェルミ推定について調べた時に名著だと聞いていたので買おうと思っていて、でも書店で見て堅苦しいかな…?と思ってやめてしまったので、すぐにでも買おうと思います。はい。

東大生が書いた 問題を解く力を鍛えるケース問題ノート

「ケース問題」というのも、戦略コンサルなどでよく出題されるお題の1つです。フェルミ推定は現実的には計測の難しいものの推定(日本に電柱は何本あるか?など)、それ以外の「ケース問題」と呼ばれるものは、ある程度現実に即した課題解決(マクドナルドの売り上げを上げるにはどうするか?など)を考える、といった分類がされることもあります。

題材がフェルミに似ていることもあり、ケース問題ノートを見た感想として特筆すべきことはあまりないのですが、ひとつ言うと、最後に載っている参考問題の数が多いなと感じました。
参考問題は、詳しい解説はないけれど本を一通りマスターした後で自力で解いてみよう、というコンセプトで載っているものなのですが、フェルミ推定では100問あったのに対して、ケース問題ノートでは210問も載っていました。単純にケース問題の方がカバーする領域が広いこと、フェルミ推定のお題は考えづらいことなども理由のひとつでしょうけれど。
210問もあればまあ練習の題材には事欠かないだろうし、これから解いていくぞ~~!!!という気分が高まりますね。

東大生が書いた 議論する力を鍛えるディスカッションノート

これについては、手に取ったときまず「ディスカッションノートってなに??」とすこし思いました。ディスカッションといっても議題やメンバーの経験値が違えば動き方は全く異なるだろうし、そもそも方法論なるものが本に書けるレベルで確立されているのか甚だ疑問だったのです。たしかにまえがきにもディスカッションのHowToについて書いた書籍は少ないと書いてあったので、この書籍の刊行はそれなりに挑戦的な試みだったのでしょう。では感想。

・なぜ企業はGD(グループディスカッション)を選抜方法に使うのかわかった
・GDでのポジショニングを網羅的に説明
・GDで度々現れる「モンスター」(一般的にはクラッシャーと呼ばれている気がする)について分類されていて興味深い
・ためになる部分も多いが、モンスターの分類などのあたりは単純に面白いなと思って読めた

フェルミ推定、ケース問題の2冊については、具体的計算や問題を解くための基礎知識などの部分が多いためきっちり本腰を入れて読まねば、という気持ちが強くありました。でもこのディスカッションノートはその2冊と比べると軽めで、肩肘張らずに読めそうだなという感じがします。電車内でも読めそう。

おわりに

3冊に「さらっと目を通した」だけなので、感想がほんとうに正しいかは知りません。真相は買って確かめましょう(回し者ではない)。
春休み中のタスク整理もそろそろしないとね。やばいですね。

そうそう、周りに「就活ってそろそろやらないとやばいらしいよね、でも何したらいいか分かんない……」って言ってる友人が増えてきたので、「就活について考える会」的なものを数人で開催したいなーと思っています。ただいま絶賛計画中なので、興味あるリア友がいればぜひ。


最後まで読んでいただきありがとうございます。またどうぞ。

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