祖母103歳、元気に長生き中。きょうもかわいかった。
今日は老人ホームに入っている祖母に会ってきました。
面会は予約制で15分ぐらい、ロビーで会えます。
ロビーといっても、ホームの入口入ってすぐのところで、まわりに働く事務員さんがいらっしゃるので、少し周りを気にしつつ、耳が遠いおばあちゃんに大きな声で話しかけたり、足をマッサージしています。
来週104歳になる祖母は、耳が遠くなったり、目が片方しか見えてなかったり、車椅子の移動にはなっているけど、寝たきりにもならず、ボケてもなくて、すごい104歳だな〜、と思います。
おばあちゃんは大正生まれ。
大正、昭和、平成、令和と、4時代を生き抜いてきたことになる。
この激動の時代を生き抜いていることが、すごい。
目がまだよく見えていた時は本が大好きで、山崎豊子(NHKドラマ「大地の子」でファンになって、ほぼ全部読んでる)、藤沢周平(これもたぶんNHKドラマの影響)、今野敏(「隠蔽捜査」シリーズが好きだった)、宮本輝(私が読んで実家に置いてた)、、などなど、いろいろ本を読んでました。
今は耳が遠くて、目がはっきり見えなくなってきたから、本が読めなくて、テレビも何を言ってるのかがわからないみたいです。何か楽しめることがあればいいのにな、とよく思うけど。
おばあちゃん、年寄りは早起きになるというけど、実はとっても夜型の人でした。
NHKの「ラジオ深夜便」を毎晩聴いているような夜型生活だったけど、ホームに入って規則正しくなって、夜も皆さんと同じ時間帯に、しかも以前よりもよく眠れているみたいで、よかったです。
ホームの食事がおいしいらしくて、食べるのにすごーく時間がかかるけど、最後まで食べ終えている様子(最後まで食べたい様子)。
ご飯が美味しいのが一番なので、それはよかった。
おばあちゃん、結構グルメで食いしん坊だから。
もともと料理上手で、胡麻和えを作る時も、胡麻を炒って香りをたたせてから、すり鉢で擦って作っていたので、胡麻和えひとつとっても、とてもおいしかったのです。
味噌汁も、いりこと昆布で出汁を毎日とってたもんなぁ。
食べることを大事にしてると、長生きするのかな、なんて思いました。
食べる楽しみって最高ですよね〜。
面会の帰り際、おばあちゃんにまた来るね、バイバイ、と言って帰る時、いつもにっこりして手を振ってくれるのが、かわいいなぁ〜、と思う。
そういえば、きんさんぎんさん、っていらっしゃいましたね。
おばあちゃんアイドルのきんさんぎんさん。
みんなから「かわいいかわいい」、って言われてたけど(写真集まで出ていた)、うちのおばあちゃんも、きんさんぎんさんに似てる!って今日思いました。
おばあちゃんのかわいい姿を見て、いつもホッとして帰ります。
「来てくれてありがとうね」と言われて、にっこり手を振って私が見送られる時は、ちょっとウルウルくる。
おばあちゃんが、毎日、「今日もいい一日だった」と思って眠れますように、、、zzz
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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