手帳で思い出した大事な本『アンネの日記』
手帳イベントを朝活でやることになって、あれこれ何話そうと考えてました。
全くリアルでお会いしたことがないので、どんなお話がよいのかがわからないのですが、
私の手帳歴と、手帳について心に残った出来事と、今現在どんな使い方なのか、そんなことを30分でお話ししたいと思っています。
もし、うまくいったら、全く知らない方にもお話ししてみようかな。
最近、久しぶりに思い出したことがありました。
小学校の時に大好きになった本、『アンネの日記』です。
第二次大戦中のオランダで、ユダヤ人一家であったアンネの家族が、ナチスの迫害から逃れるために隠れ家にひっそりと暮らした毎日を、10代の多感な青春期だったアンネが綴った日記なんです。
かなりブームにもなって、アンネにまつわる本がいろいろ出て、『アンネの青春ノート』とかあった気がする。
そういうものも全部読みました。
残念ながら、隠れ家も見つかってしまって強制収容所に送られたアンネとその一家は、、お父さんだけ生き残って、お母さんもお姉さんもアンネも亡くなってしまいました。
生き残っていらしたお父さんにいつか会える時があれば、、、と思っていたけど、その後亡くなられて。
読んでいてほんとうに、アンネが隠れ家でどれだけ辛抱して大変な思いで過ごしたんだろう、と思うけど、隠れ家の中でも少しだけ見える空に希望を抱いたり、隠れ家にはもう一つの家族も住んでいて、その家族のピーターにほのかな恋心を抱いていたりとか、普通に生活している女の子が持つような思春期の感情、出来事がいろいろと綴られていて、、、それでも全く飽きずに共感しながら読んでいました。
写真のアンネもかわいかった。
アンネの瑞々しいタッチで書かれた日記は、その後、お父さんの会社の従業員によって発見されてお父さんのオットー・フランクさんに手渡され、書籍化されて、、、私も読むことができました。
本当に、名著です。
小学校と中学校通して、一番大事にしていた本かもしれない。
私が高校時代まで読んでいた本は、うちは引越しがたびたびあったので、母がすべて処分していて何も残ってませんが(苦笑)、こうして大事に読んでいた本をふと思い出すと、なんとも言えない気持ちになりますね。
私の“書くことが好き”が、より一層加速された本に違いないです。
アンネ一家の住んだ隠れ家も、一般公開されているそうですが、いつか行こうと思いつつ、まだでした。
※noterのマイケルさんが、オランダの“アンネ・フランク ミュージアム”を訪れたときのことを投稿されていました。
私が今、いろんな本を読んで、好きな本に共通して感じることがあって、
それは“希望”があるということです。
好きな本はどれにも、希望があるんです。
差し込んできた太陽の日差しみたいな。
あたたかかったり、まぶしかったりのいろんな希望。
その原点は、この『アンネの日記』かもしれないな。
と思いました。
私はいつでも平和に一票です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
#毎日note連続投稿中 #246本目