家路に着くのは寂しいような嬉しいような。
新幹線が動き出す。
バイバイ、地元
と心の中でつぶやく。
ふと、
私は何回これをしているんだろう
と思った。
大学の頃も地元を出ていたので、
その時は飛行機移動だった。
より寂しかったなぁと思い出す。
何回も何回も経験していることなんだけど、
26歳になった今でも
やっぱり地元から帰る時はちょっぴり寂しい。
今までは寂しいだけだったけど、
これからは帰ったら待っていてくれる人がいる。
それもなんだか嬉しくて。
寂しいような
早く帰りたいような
複雑な気分で新幹線に揺られながら
少し休もうかなと目を閉じる。