人がこの世で一番最初に出会う両親
そう
人がこの世で一番最初に出会う両親に
例えば私がしくじったとしたら
その後の出会いに
多大な影響を与えてゆくだろう
しかし
神様は皆平等に縁の粉を
人の上にふりまいているらしい
望みは捨てるなかれ
心の冬眠はまだ早い
予想を遥かにこえた暮らしの中で
あくびがでる程
平凡な日々を夢見ながら
生きてゆく意味があるなら
そう
ひとりになるのは誰だって嫌だろう
だが恐怖とまで感じる者が
いるとは思うまい
例えば私がそうだとして
希薄な集団の群れから離れたら
君の私を呼ぶ声が
必ず聞こえるはずだから