私の魂は

足が痺れて立てなかった
いっそ二度と
立ち上がれなければ良かったのに
やけをおこして蹴飛ばす足も
今更必要ないし
涙で声がだせなかった
叫び続けて
声がかれてしまえば良かったのに
どうせ何処にも誰にも
届かない言葉なのに
生まれてきたくなかったと言う私は
神様の怒りにふれ
早くに消されてしまってても
おかしくなかったけど
死んでしまいたいと言う私は
悪魔に導かれ
連れ去られていなくなってても
おかしくなかったけど
小さな換気扇にも
私の魂は
吸い込まれていかないらしい
私の魂は
さまよい続け
流され続け
辿り着く場所を失ったらしい

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