氷の道

この愛を今更
昔の私に届けても
あなたにはまだ理解できないでしょう
愛が何かさえ
まだ分かってなかったはずだから
冷たい水の上の
氷のはった危うい道を歩くように
いつ割れて落ちても不思議じゃない
まるで私の人生のように
やり直すなら今しかないと
何度も思っていた
だけど引き返す氷の道には
いつもヒビがはいっていた
前へ進むしかなかったんだ
例えこの世に
私ひとりになったとしても
氷の上で夜を明かして
奇跡がおきるのを待っていた
私の哀しみの涙が
この氷の道を
溶かすほど流れてた

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