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嘔吐恐怖症についての知識

少し長くなってしまいますが嘔吐恐怖症には
色んな理由がある事、幼稚園児でもなりえる事を少しでも知って欲しく1人でも多くの方が
気付いて楽な気持ちになれればいいなと思っております。

私自身気付いた時悩みから解き放たれました。そういう事か、と。それから付き合い方や向き合い方が変わりました。もちろん10代半ば〜後半までは気付かず悩みながらも、そう言う物と思い込んで育っていました。

幼少期〜小学生の1番症状が酷かった時期に気付いて貰い病院に行っていたら20年もこの症状と連れ添う必要もなかったのかな?とも思いますが、それはタラレバです。

嘔吐恐怖症かどうかなんて、しかもその症状なんて私が幼少期の頃は周りに知っている人は居なかったでしょう。気付くのは難しかったと思います。今はネットで簡単に調べられます。お子さんがおかしいなと思ったら病院へ連れて行ってあげて下さい。

さて、嘔吐恐怖症の症状と言いますか発症理由のお話ですが

嘔吐恐怖症の人の中でも人それぞれ症状は違うように感じています。

自分が嘔吐するのが無理で吐きそうなのに吐けない、人の嘔吐やその音が無理で電車やバス、突然周りで嘔吐が起きそうな居酒屋や子供の居る場所に近付けない

などがあげられる事が多いです。

嘔吐恐怖症になる原因も様々。
胃腸炎や風邪などで嘔吐した事が
辛くトラウマになり恐怖症に陥ったり。

私の場合は少し違うんですよね。
4歳5歳の幼少期から付き合ってきているからって言うのも考えられますが、私みたいな嘔吐恐怖症の者も居ると知ってもらえればいいなと思っています。

なので以前1度自分の嘔吐恐怖症についてを別の場所で発信した事があったのですが、

それ嘔吐恐怖症じゃないよ

と言われてしまいました😥

多くの方は自分が嘔吐するのが怖く、嘔吐出来ない。嘔吐出来ないから気持ち悪いまま。
自分が嘔吐するのが怖いから他人の物も見たくない。

私も吐く事は怖いです。同じく他人の物も見たくないです。自分が吐くかもしれないから。

ただ、そこで何が違うかと言いますと家だと吐くのが怖くない。寧ろ気持ち悪い、吐きそうが続くのが嫌で1人の時は吐きに行く事も多かったです。
家に居る時はいつでも吐いて大丈夫だと思えるからある程度の年齢になると家での食事も怖くありませんでした。
でもこれも1つの嘔吐恐怖症だと思います。

吐く事が怖く吐けないのが嘔吐恐怖症
そう決めつけないで欲しいのです。
人それぞれ嘔吐に対する恐怖は違います。

吐きまくって吐きまくって
吐く事が怖くなくなり嘔吐恐怖症が
完治したと言う声もあります。

私の場合いくら吐こうが変わりません。
吐く事は怖いですが、家以外で吐くのが怖いからです。家ではいつ吐いても周りに知られないし大丈夫と言う安心感がありますから。

あまり外出したくない時期もありました。

外食会食恐怖症も併発しているのは家以外で吐く事が怖くて、食べたら吐くかも、人前で吐きに行きたくない、するとどんなにお腹が減っていても食べ物を前にすると吐き気がするようになりました。会食、そして外食共に吐くかもしれない恐怖で大嫌いでした。

幼少期は吐き気をコントロール出来ず
ショッピングモールなどで突然
嘔吐してしまう日も多々ありました。

その度に両親だけでなく色んな方に迷惑を掛けてしまいました。

幼稚園児の私が嘔吐恐怖症になったきっかけは、また別で詳しく書きたいと思っていますが
嘔吐はダメな事そう思い続けていました。

先程の話では家は大丈夫と言っていましたが、子供の頃は家でも苦痛でした。家でも吐き気がして満足に食べれず
食事=吐くかも知れない恐怖の時間
そうなっていたのです。

今ではほとんど症状も落ち着いています。

ただ、ショッピングモールで子供の嘔吐を目の前で見た日は自分も気持ち悪くなり再びご飯が食べられらなくなりました。でも誰も悪くありません!
突然子供が嘔吐しても怒らないであげて下さい

私には症状の波があり、大丈夫な日があれば次の日も大丈夫だったりして今の所はうまくそんな日が続いている現状です。

何回か電車の中や、居酒屋で嘔吐の場面に出くわしています。その度にそっちの波に飲まれていきました。そして暫くして大丈夫になるを繰り替え繰り返し過ごしています。

今でも恐怖心は消えていません。
落ち着いているだけです。でも私はそれで十分です。完全に治らなくても困らない程度には治ってきていますし既に約20年付き合ってきています。なので通院しなくとも生活出来ているんだと思います。

道端の嘔吐物を見てしまった時は
頑張って頑張って違う事を考えます。
そっちの波に飲まれないように。

私はパニックを起こした事はありません。

4歳、5歳から症状と共に成長してるので嘔吐恐怖症と知る前まではこれが私の性格なんだと思っていました。なので学校でも冷静に対処出来ていたのかもしれません。

もちろん給食は地獄の時間でしたよ!
こちらもまた別で詳しく書きたいと思います。

嘔吐恐怖症を元々抱えず急に発症してしまうとパニックになっていた可能性はあります。

本当に人それぞれ違います。
嘔吐恐怖症だけの人も居れば、会食外食恐怖症も併発したりパニック障害になる事もあります。通院が必要な方ももちろん居ます。お薬が必要な場合だってあります。

嘔吐出来る人は嘔吐恐怖症じゃない
と決めつけないで欲しいです。

そして園児でも小学生でも我が子が嘔吐した時は怒らないであげて下さい。
嘔吐を繰り返したときはいつも食べ過ぎ!と決めつけたり風邪かな?で終わらないでください。

上手く伝えれないだけでどこかに吐き気の原因があるかも知れません。小さい子ほど気付くのは難しいですが子供の嘔吐を簡単に見逃さないで下さい。

悩んでいる子供が1人で多く家族に知ってもらい、理解してもらえる事を願っています。

長々と失礼いたしました。
文章を書くのも苦手ではありますが次回は会食外食恐怖症について書いていこうと思います。

失礼致します。


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